メガネは何本持てばいいの?シーンごとの使い分けについて解説
近年のメガネユーザーの中には、メガネを複数持っている人が多いです。仕事やプライベートごとで異なるメガネを使用したり、ファッションアイテムとしてコレクションしている人もいるでしょう。
また、機能が異なるメガネを持っていれば、日常の様々なシーンでより快適な視界を獲得することができます。
この記事では、メガネを複数持つメリットや、メガネの使い道について解説していきます。
メガネは複数持っている人が多い
『ネットリサーチ・ディムスドライブ』が2017年に実施したアンケートでは、メガネ使用者のうち「度入りのメガネを2〜3本持っている」と答えた人が、全体の45.2%になりました。
引用:https://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2017/171012/
次項で詳しく解説しますが、メガネを複数持つことで、気分やシーンによって使い分けられるといったメリットがあります。
例えば、仕事とプライベートで使い分けることで、それぞれ雰囲気の異なった自分を演出することができるでしょう。
メガネを複数持つメリット
メガネを複数持つメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
- 気分やコーデで使い分けられる
- シーン別で使い分けて目の健康を考慮できる
- メガネの寿命が長くなる
気分やコーデで使い分けられる
仕事とプライベートでは、服装が違う人が多いでしょう。
- 仕事…スーツなので、フレームはスクエア、色はダーク系で知的な雰囲気を演出する。
- プライベート…その日の服装や気分に合わせて、フレームや色を自由に使い分ける。
プライベートでは、ファッションアイテムとして複数のメガネを使い分けることで、メガネをかける楽しみが増えます。
メガネの選び方、ビジネスシーンに合うメガネの選び方に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
シーン別で使い分けて目の健康を考慮できる
例えば近視の人は、度数の強い近視矯正のメガネをかけることが多いです。矯正力は強くなりますが、目にかかる負担も大きくなります。
疲れ目の原因になったり、最悪の場合は眼精疲労に繋がったりすることもあるでしょう。
そこで、シーンごとに複数のメガネをかけることで、目の健康を考慮することができます。
例えば、仕事など外出中は度数の強いメガネをかけましょう。家で動画を見たり、読書をしたりするときは、度数が弱いメガネをかけるのがおすすめです。
レンズの選び方に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
メガネの寿命が長くなる
1本のメガネを長い期間 使用していると、どうしても消耗が早くなります。複数のメガネを使い分ければ消耗も分散するため、メガネの寿命も長くなるでしょう。
しかし、視力は年を重ねるごとに下がってきます。年に一度は眼科検診を受け、視力と使用しているメガネの度数が合うかどうかをチェックしてください。
メガネの使い道
メガネの具体的な使い道として、以下の3つを紹介します。
- 運転用
- お風呂・サウナ用
- 災害時用
運転用
運転用のメガネを、日常生活用とは別に持っておくと良いでしょう。高速道路での運転や、夜間ドライブでは視力が下がりやすくなります。
そのため、このような運転をする機会が多い人は、より高い視力が出せるよう、運転用のメガネを作るのがおすすめです。
また、運転中は太陽のギラつきが気になるメガネユーザーも多いと思います。その場合は、偏光レンズや度入りのサングラスを選ぶのがおすすめです。
サングラスの選び方に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
お風呂・サウナ用
お風呂の湯気・水滴・熱は、メガネの大敵です。プラスチックは膨張によるフレームの変形や変質、金属部分はサビなどの原因になってしまいます。
お風呂で読書をしたり、温泉や銭湯などよく行ったりする人は、入浴・サウナ時もメガネをかけたい人はいるでしょう。
その場合は、お風呂用のメガネを別に用意するのがおすすめです。
ただし、入浴・サウナ時はメガネの劣化が早くなります。そのため、以前 使用していた古いメガネを、お風呂用にするのがおすすめです。
災害時用
日本は地震や台風など、災害が多い国です。災害時にいざ逃げようとしたとき、思わずメガネを忘れてしまう可能性があります。
そこで、普段のメガネとは別に、災害時用の予備メガネを持っておきましょう。防災リュックの中に、非常食などと一緒に予備メガネも入れておいてください。
現在の度数に大きな差がなければ、古いメガネを防災時用に使い回すのも良いでしょう。災害の影響でメガネが壊れないよう、衝撃に強いケースに入れておいてくださいね。
メガネを1本にまとめるなら「遠近両用メガネ」
目の健康を考えると、近視矯正用・デスクワーク用とで、度数の異なるメガネを使い分けるのがおすすめです。
しかし、なかには複数のメガネを使い分けるのが面倒に感じる人もいるでしょう。そんな人におすすめしたいのが『遠近両用メガネ』です。
遠近両用メガネとは、一枚のレンズに遠くを見るための度数と、近くを見るための度数が設定されています。
1つ2役なので、いくつもメガネを所持する人には、おすすめのメガネです。
遠近両用メガネに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
まとめ
今回は、メガネを複数持つメリットや、メガネの使い道について解説しました。
ドライブが趣味の人は、運転用のメガネを別に作っておくと良いでしょう。入浴時・災害時用は、古いメガネを使い回すのもおすすめです。
ファッションを楽しみたい人は、コーディネートによってメガネを使い分けることで楽しみが広がりますよ。