ビジネスシーンのメガネは与えたい印象次第!選び方のポイント
視力低下を補う大切なアイテムであるメガネでしたが、ファッション性を重視したデザインが増えてきました。プライベートのみの使用であれば少し遊びのあるフレームのメガネでも良いですよね。
ビジネスシーンで考えてみると、在宅業務も浸透していきましたし、職場での服装の自由度が上がっています。しかし、ある程度フォーマルな装いが必要なビジネスシーンもあります。
スーツ以外にも襟付きシャツなどオフィスカジュアルで仕事をしている人も多いと思いますが、メガネのファッション性を重視しすぎると、ビジネスシーンに適さなかったりします。
ですので、この記事では、ビジネスシーンに適したメガネの選び方について解説していきます。
ビジネスシーンで与えたい印象
ビジネスシーンで与えたい印象は、職種によって変わってきます。例えば営業マンであれば、落ち着いて温和な印象を相手に与えたいものです。
ITエンジニアなどであれば、知的な雰囲気を演出したい人もいたり、デザイナーであれば独創性のある雰囲気を出したいなどありますよね。
メガネもファッションの一部なので、オシャレアイテムとして捉えるのは悪くありません。しかし、ビジネスシーンでは色んな人と交流する機会があるので、目立ち過ぎないものを選ぶのがベターです。
ビジネスシーンに適した印象のメガネとは?
メガネのフレームを選ぶ際の前提となる重要な項目は以下の3つです。
- 素材
- 色
- フレームライン
ここでは、この3つからビジネスシーンに適したメガネについて紹介します。
素材
そもそもですが、基本的に1日8時間以上仕事をする人が多いので、目に負担のかけにくい素材を選ぶようにしましょう。
目に負担をかけないためには、基本的に細いフレームを選ぶのがおすすめです。そのため、素材は金属製や薄いプラスチックのものを選ぶのが適しています。
色
色を選ぶなら、黒・紺・グレー・ブラウンなどのダーク系が良いでしょう。ビジネススーツが黒や紺などダーク系が多いため、メガネの色もダーク系の方が合わせやすいです。
スーツの色とメガネの色を合わせることで一体感ができ、相手に落ち着いた印象を与えやすくなります。
オフィスカジュアルの場合は色も自由に選ぶ
ただし、現在ではIT業界などを中心に、自由な服装で仕事をするケースも増えています。
襟付きのシャツやポロシャツなどの、オフィスカジュアルで仕事をする人は、もう少し自由に色を選んで良いでしょう。
髪型、肌の色、服装など人によって似合う色は異なるので、普段仕事をする服装でフレームの色を合わせるのがおすすめです。
フレームライン
フレームの場合は、自分の顔の形との相性が大事です。
例えば、面長・逆三角形・ベース型・丸顔に分けると、以下のようなフレームが良いでしょう。
- 面長…縦幅のあるフレーム、『例:ウェリントン、ラウンド(面長をカバーして知的で落ち着いた印象をプラスしてくれる)』
- 逆三角形・ベース型…丸みのあるフレーム、『例:オーバル、ウェリントン、ボストン、ラウンド(優しく温和な印象をプラスしてくれる)』
- 丸顔…角のあるフレーム、『例:スクエア(シャープでクールな印象をプラスしてくれる)』
顔の形によって似合うフレームは以上の通りですが、このフレームに縛られる必要はありません。
例えば、知的な印象を演出したいなら『スクエア』がおすすめです。また、真面目な印象を与えたい場合は『サーモント』をおすすめします。
どんな形のフレームも、まずは何度も試着してみましょう。自分で見てしっくりくるか?店員さんなどの第三者に相談して、自分に合っているか?実際に試着して、意見を取り入れながら、しっくりくるかどうかが大切です。
ハーフリムもおすすめ
ビジネスシーンにおいては、ハーフリムがおすすめです。ハーフリムとは、レンズの上半分だけ覆っているフレームになります。
カジュアルな雰囲気が増しながら、メガネが目立ち過ぎることがありません。また、相手に柔らかい印象を与えやすいのも、ハーフリムの特徴です。
自分のビジネススタイルとのコーディネートも重要
前述でも触れましたが、ひと昔前に比べて、ビジネスシーンにおける服装の自由度は上がっています。
そのため、服装を含めた自分のビジネススタイルとのコーディネートも重要です。
例えば、営業マンであれば、ダーク系の色で柔らかい印象の与えるフレーム(ウェリントン、ボストンなど)が良いでしょう。
オフィスカジュアルのエンジニアであれば、知的な印象を与えやすいフレーム(スクエアなど)がおすすめです。
まとめ
ビジネス用のメガネを選ぶ際は、服装などを加味した全体像で選びましょう。普段からビジネススーツの人はスーツ姿で、オフィスカジュアルの人は襟付きシャツなどを着て、試着してみてください。
基本的にはメガネは目立ち過ぎず、落ち着いたものを選ぶのがポイントです。自分がかけてしっくりくるものが一番ですが、店員さんやお連れさんと相談して、第三者の意見も取り入れるようにしてくださいね。
メガネの選び方に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。