メガネをかけてのサウナはNG!専用のメガネかお古のメガネを使おう
メガネをかけたままサウナに入るのはやめてください。メガネが曇って周囲が見えにくくなるのはもちろん、レンズが熱に弱いからです。最悪の場合はレンズが使えなくなり、新しいメガネに買い替えるハメになります。
コンタクトレンズもサウナだと急速に乾く危険性があるので、視力矯正のためには別の対策をする必要があります。
メガネのレンズは熱に弱くひび割れを起こす
メガネをかけたまま、サウナに入るのはおすすめできません。理由としては、メガネのレンズが熱に弱いからです。
一般的なメガネに使われているプラスチックレンズは、耐熱が60℃ほどです。それに対してサウナの温度は80℃以上にもなります。通常ならレンズが膨張するところですが、レンズの表面に施されているコーティングはほぼ膨張しません。そのため、コーティングがプラスチックレンズの膨張についていけず、コーティングが引っ張られてレンズに細かいひびが入ってしまいます。
最悪の場合はひび割れで見えにくくなり、修理も難しいのでメガネを買い替えなければいけません。また、鼻あてやネジは金属のため、汗や水分が付着すると錆びてしまいます。
サウナではコンタクトレンズの着用も危険
コンタクトレンズを着用してサウナに入るのも危険です。サウナでは湯気でコンタクトレンズが曇って、周りが見えづらくなることがあります。
またサウナは非常に高温なので、レンズが乾燥したり外れやすくなったりします。コンタクトが乾燥すると、レンズが目に貼りついて取れなくなるので危険です。
素材が柔らかいソフトレンズは特に水分を奪われやすく、急激に乾燥する可能性が高いので、サウナでは外すようにしましょう。
サウナメガネ・お風呂用メガネをかける
サウナでも視力矯正する必要がある人は、サウナ専用のメガネの購入を検討してみてください。現在では、耐熱温度の高いサウナメガネやお風呂用メガネといった商品が存在します。これならレンズの膨張を気にせず、安心してサウナに入れます。
サウナメガネ・お風呂用メガネの特徴は、以下の通りです。
- 耐熱温度は120~130℃
- 金属部分は一切なく錆びる心配がない
- 価格は2,000円~5,000円程度
- 曇り止めシートが付属している商品もある
一部の店舗、Amazonや楽天などのネットショップで購入することができます。
サウナメガネ・お風呂用メガネの度数の選び方
サウナメガネは、一部のメガネ店やネットショップで購入可能です。ネットショップで購入する際は、度数をいくつか選択できます。購入する前に眼科で視力測定をして、現在の度数を確認しましょう。
ネットショップで購入する際のポイントとしては、現在のメガネよりも少し弱めの度数を選ぶことです。普段のメガネと同じ視力になるように選ぶと、人によっては度数が強いように感じて気分を悪くすることもあるので、現在の視力よりも少し低めの度数を選んだほうが良いです。
どの度数を選べば良いか分からない場合は、医師に相談してから購入してください。
古いメガネをサウナやお風呂用として使うのもあり
以前使用していたメガネを、サウナやお風呂用にするのもおすすめです。古いメガネなら、多少ひびが入っても問題ありません。
サウナやお風呂に入るときに、古いメガネにかけかえましょう。ただし、曇り止めの対策はしっかりと行わないと、視界がふさがれて危険です。
まとめ
サウナではメガネはもちろん、コンタクトレンズの着用も危険なので外すようにしてください。サウナでの視力矯正は、専用のメガネの購入がおすすめです。
また、メガネの本数に余裕がある場合は、古いメガネをサウナ用として活用しましょう。