メガネの知識

ランニング時にサングラスをかけると良いのはなぜ?

日差しの強い日や長時間のランニングでは、目の保護と快適な視界の確保が欠かせません。

ランニング用サングラスは、紫外線や風、ホコリから目を守るだけでなく、集中力の維持やパフォーマンス向上にもつながる重要なアイテムです。

今回の記事では、ランニング時にサングラスをかけることの効果、ランニング用サングラスを選び方について解説していきます。

ランニング時にサングラスをかけることの効果とは?

ランニング時にサングラスをかけることの効果

ランニング時にサングラスをかけることの効果は、ランニングに集中するためです。紫外線や光の乱反射から目を守ったり、ホコリや小さな虫が目に入るのを防いだりできます。

紫外線や光の乱反射から目を守る

ランニング中にサングラスを着用することで、紫外線や路面・建物からの光の乱反射を効果的に遮断できます。

紫外線は目の疲労や視力低下、白内障などのリスクを高める要因となるため、UVカット機能付きのサングラスは目の健康を守るうえで重要です。

また、反射光による眩しさを軽減することで視界が安定し、集中力の維持にもつながります。

特に日差しの強い日や長時間のランニングでは、快適さと安全性の両面で大きな効果を発揮します。

ホコリや小さな虫が目に入るのを防ぐ

ランニング中にサングラスをかけることで、ホコリや小さな虫が目に入るのを防ぐことが可能です。

ランニング中は風を受けながら走るため、ホコリや小さな虫が目に入りやすく、不快感や思わぬトラブルの原因になります。川沿いや公園などでは虫の発生が多く、目に入ると視界が遮られ集中力も低下します。

スポーツサングラスを着用することで、こうした異物の侵入を防ぎ、快適で安全なランニングが可能になります。

フィット感の高いモデルを選べば、ズレにくく長時間の使用でもストレスを感じにくいのが魅力です。

ランニング用サングラスを選ぶ際のポイント

ランニング用サングラスを選ぶ際のポイント

ランニング用サングラスを選ぶ際のポイントは、次の5つに注目してください。

  • UVカット性能
  • フィット感
  • 重さとバランス
  • 通気性
  • レンズカラー
  • レンズの機能性

UVカット性能

ランニング用サングラスを選ぶ際は、UVカット性能の高さが最も重要なポイントです。

紫外線は目の疲労や視力低下、白内障などのリスクを高めるため、UVカット率99%以上、または「UV400」と表記されたレンズを選んでください。

特に日差しの強い日や長時間のランニングでは、紫外線の影響を受けやすくなるため、しっかりと目を保護できるサングラスが必要です。

紫外線透過率の低いモデルを選ぶことで、目の健康を守りながら快適な走行が可能になります。

紫外線による目の日焼けについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!

フィット感

ランニング用サングラスを選ぶ際は、フィット感の良さも重要です。走行中にズレたり外れたりすると集中力が削がれ、パフォーマンスにも影響します。

調整可能なノーズパッドや、柔軟性のあるテンプルを備えたモデルは、顔の形にしっかりフィットして激しい動きにも対応できます。

ズレにくく安定した装着感が、快適なランニングを支える鍵です。軽量設計や通気性の高いフレームを選ぶことで、長時間の使用でも快適にランニングできます。

重さとバランス

ランニング用サングラスを選ぶ際は、重さとバランスの良さが快適さを左右します。

軽量なモデルは長時間の着用でも疲れにくく、顔への負担を軽減しますが、軽すぎるとホールド力が弱くなることもあるため注意が必要です。

また、重心の位置やテンプルの形状によってズレにくさや安定感が変わるため、走行中のブレを防ぐにはバランスの取れた設計が重要です。

顔にしっかりフィットし、動きに追従するデザインを選ぶことで、集中力を保ちながら快適に走れます。

通気性

ランニング中のサングラスの曇りは視界を妨げ、集中力を削ぐ原因になるため、通気性の高いものを選びましょう。

フレームに通気孔があるモデルや、レンズに曇り止め加工が施されたものを選ぶと、汗や温度差による曇りを軽減できます。

また、顔との密着度が高すぎないデザインも空気の流れを確保し、クリアな視界を保つのに効果的です。快適なランを支えるためには、視界の安定性にも注目しましょう。

レンズカラー

ランニング用サングラスのレンズカラーは、天気の良い時間帯はグレー系や寒色系、夕方から夜間、曇りの日にはイエロー系がおすすめです。

グレー系は、自然な色調で日差しの強い日中に最適です。日中以外にも、グレー系のサングラスは、天候や時間帯を選ばず使えます。

日差しの照り返しが気になる場合は、ブルーやグリーンなど寒色系のレンズをかけることで、照り返しを軽減できます。

イエロー系は、薄暗い時間帯や木陰などで視認性を高める効果があるため、夕方や夜間、曇りの日のランにおすすめです。

走る時間帯や天候に合わせてカラーを選ぶことで、目の負担を軽減し、安全で快適なランニングが可能になります。

カラーレンズの種類や効果については、こちらの記事でも詳しく解説しています!

レンズの機能性

ランニング時にサングラスをかける際、偏光レンズや調光レンズといった、レンズの機能性についても注目してください。

偏光レンズは路面や水たまりの反射光をカットし、視界をクリアに保つため、日差しの強い日や舗装路でのランに最適です。

一方、調光レンズは紫外線量に応じてレンズの濃さが変化し、昼夜や天候の変化に柔軟に対応できます。一本で幅広いシーンに対応したい方には調光レンズが便利です。どちらも目の疲労軽減や集中力維持に効果的です。

偏光レンズや調光レンズについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!

まとめ

ランニング時にサングラスをかけることで、紫外線や光の乱反射、ホコリや小さな虫から目を守ることができます。その結果、ランニングに集中することが可能です。

ランニング用サングラスは、UVカット機能やフィット感、通気性などに注目して選んでください。レンズカラーはグレー系や寒色系、イエロー系がおすすめです。

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