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メガネをかけると頭痛が起こるのはなぜ?治し方と予防策

メガネをかけて頭痛に悩まされる人は、眼精疲労の可能性があります。眼精疲労とは、その名の通り目の疲労から起こる症状です。

その症状の中に、頭痛や肩こりなどがあります。そのため、メガネをかけて頭痛になる場合は、眼精疲労を疑いましょう。

この記事では、眼精疲労やその原因、対処方法について解説していきます。

メガネをかけていると頭が痛くなることがある

メガネをかけると、何故か頭が痛くなることがあります。メガネをかけていて頭が痛くなるのは、『眼精疲労』からくることが多いです。

眼精疲労とは

眼精疲労は、疲れ目よりも重い症状で、眼痛・視力低下などの目の症状から、頭痛・肩こりなどといった全身の重い症状に悩まされます。

眼精疲労は慢性的なものなので、すぐに治るわけではありません。メガネをかけて継続的な頭痛に悩まされる場合は、一度 医者に診てもらう必要があります。

メガネによる頭痛の原因

メガネによる頭痛の原因は、眼精疲労からくることが多いです。では、そもそも何で眼精疲労になるのでしょうか?

原因としては、主に以下の3つが考えられます。

  • 度数が合っていないメガネをかけている
  • 顔とメガネのフレームが合っていない
  • スマホやパソコンの画面を長時間 見続けている

度数が合っていないメガネをかけている

他人のメガネをかけると、頭が痛くなった経験はありませんか?

度数が合っていないメガネをかけていると、目はものを無理に見ようとします。そうすると、調節筋などの目の筋肉に負担がかかるため、眼精疲労を引き起こして頭痛になります。

また、近視矯正のメガネでスマホ・パソコン作業を長時間すると、目は疲れやすくなります。手元のものを見る場合は、メガネを外して作業するか、累進レンズの「近々レンズ」を選ぶのがおすすめです。

顔とメガネのフレームが合っていない

顔とフレームのフィッティングが合っていないと、眼精疲労が起こりやすくなり、頭痛に悩まされる可能性があります。

顔とフレームのフィッティングのズレを防ぐ場合は、メガネ屋さんでフィッティング・調整を行う必要があります。

  • メガネがずり落ちやすくなった
  • メガネに締め付けられる感覚がある
  • 3ヶ月以上 フィッティング調整をしていない

以上のような場合は、メガネ屋さんでフィッティング調整をしてもらいましょう。

メガネをかけながらスマホやパソコンの画面を長時間 見続けている

メガネをかけながら、スマホやパソコンなどの画面を長時間 見続けると、目の周りの筋肉(毛様体筋)の緊張状態が続きます。

この緊張状態が長く続くと、目の周りの筋肉に過度な負担がかかり、眼精疲労を引き起こしてしまうのです。また、スマホやパソコンなどの画面を長時間 見続けると、『スマホ老眼』といった症状にも悩まされます。

一時的に手元のものが見えづらくなるので、注意が必要です。

メガネによる頭痛の治し方

メガネをかけて頭痛になる場合は、眼精疲労から来ている可能性があります。眼精疲労の負担を解消するには、以下のことを試してください。

目を休める

スマホ・パソコンの画面を長時間 見続ける場合は、1時間に10分ほど目を休ませるようにしましょう。

また、睡眠を十分にとることで、目の疲労が回復して眼精疲労が和らぐことがあります。

目薬をさす

目薬をさすのも効果的で、疲れ目や眼精疲労用の目薬をドラッグストアで購入することが可能です。

どの目薬を購入して良いか分からない場合は、薬剤師さんに相談しましょう。

目を温める

疲れ目・眼精疲労対策には、目を温めるのがおすすめです。目を温める場合は、ホットアイマスクを使うか、ホットタオルをまぶたの上に置くのが効果的です。

ホットタオルを自分で作る場合は、以下の手順でできます。

【ホットタオルの作り方】

  1. タオルを濡らして軽く絞る
  2. ロール状にタオルを丸めてラップで包む
  3. 電子レンジ(500~600W)でタオルを30~60秒ほど温める
  4. 手で触れられるくらいまでタオルを冷まして完成

意識的にまばたきをする

スマホやパソコン作業を長時間しているときは、まばたきの回数が減っているため、目が乾きやすいです。

目は乾くとドライアイになり、眼精疲労へと繋がります。そのため、スマホやパソコンの画面を長時間 見続ける際は、意識的にまばたきをするようにしましょう。

まばたきをする際は、強く目を閉じたり開けたりするのもおすすめです。

メガネは度数が合っているものを使おう

メガネは常に度数が合っているものを使うことで、眼精疲労からの頭痛を防ぐことができます。古いメガネを長い期間 使用していると、現在の視力と合っていないケースが多いです。

そのため、一年に一回は視力検査をして、メガネの度数が合っているかどうか確認してください。

もしも自分の視力と、メガネの度数にズレが出てきている場合は、新しいメガネを購入するか、新しいレンズに交換しましょう。

また、レンズの寿命は2〜3年なので、このサイクルで定期的に買い替えるのがおすすめです。

レンズの寿命に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。

メガネのレンズの寿命は何年?買い替えのタイミングについて

まとめ

メガネをかけて頭痛がする場合は、メガネの度数が合っていない可能性が高いです。慢性的に頭が痛くなる場合は、眼精疲労から来ているでしょう。

  • 度数が合っているメガネに買い替える替える
  • メガネ屋さんでフレームのフィッティング・調整をする
  • スマホやパソコンの長時間利用に気を付ける

以上のことを意識すれば、眼精疲労や頭痛に悩まされるリスクは減るはずです。眼精疲労に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。

眼精疲労の症状チェック|眼精疲労対策についても紹介 眼精疲労を防止するためのメガネとは?眼精疲労のメカニズムも紹介
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