メガネの知識

メガネ屋の視力検査|視力測定にも良し悪しがある?

視力とは「ものや景色を見る力」の指標です。ものの形や色、数10m〜100m先くらいにどんなものがあるのかを認識する力になります。

視力検査では、ものや景色を見る力を「1.0」「0.7」「0.3」などの度数を数値化して出します。

また、視力検査には、目の健康状態を診断する意味もあり、事前に目のトラブルを回避するという役割もあります。

視力検査・測定の意義

視力測定を行う意義は以下の通りです。

  • 現在の視力を把握して最適なメガネを選ぶ
  • 目の健康を診断してトラブルを事前に回避する

現在の視力を把握して最適なメガネを選ぶ

年数が経過するにつれて、視力は段々と低下するケースがほとんどです。その状態で、視力が落ちる前のメガネを使用すると、視力とメガネの度数が合わなくなります。

度数の合わないメガネをかけ続けると、眼精疲労から首痛・肩こり・頭痛などのリスクがあり、身体的にリスキーです。

そのため、定期的に視力検査を行うことで、現在の視力を把握し、メガネやコンタクトレンズの買い替えどきが分かります。

目の健康を診断してトラブルを事前に回避

自覚症状がなくとも、目には何らかのトラブルが発生している可能性があります。

「乱視」「遠視」や、40歳を過ぎると「白内障」「緑内障」など、目の病気が起こりやすくなり危険です。

特に白内障は、自覚症状がない状態で病気が進行して、放置すると最悪の場合は失明するかもしれません。

視力検査とは「ものを見る力」を測るだけではないです。目の健康状態を把握して、目の病気のトラブルを回避する意味もあります。

視力検査・測定を行うシーン

健康診断

会社員であれば、基本的には1年に1度の健康診断で視力検査を行うことができます。身長・体重、血圧測定のほか、視力検査の項目も含まれています。

費用の負担は会社側なので、自分の健康状態が気になる人は、視力検査を含めてしっかりと診断を受けましょう。

診断結果については、病院から本人に送られてきます。乱視や遠視はないか?緑内障や白内障のリスクはないか?など、少しでも気になる項目があれば、診断を受けた医療機関に積極的に相談しましょう。

メガネやコンタクトレンズを作るとき

メガネやコンタクトレンズを作るときも、視力検査を行います。ほとんどのメガネ店では、お客様に最適なメガネやコンタクトレンズを選ぶお手伝いをしています。

メガネであれば視力検査を中心に、体の負担が少なくなるようなレンズ・フレーム選びの相談に乗ってくれる場合が多いです。

免許の更新

運転免許を継続するには「視力は両目で0.7以上が必要」という項目があります。これは、裸眼ではなく、メガネやコンタクトレンズを使用した「矯正視力」の状態でも大丈夫です。

免許を更新する際に視力検査を行いますが、ここで基準に達していないと免許を更新することができません。

同じメガネを長年使用している場合は、矯正視力が落ちている可能性があります。定期的に視力検査を行っていない人は、免許を更新する前に一度視力検査をするのがおすすめです。

視力検査・測定にも良し悪しがあるってほんと?

メガネ屋さんの中には、無料で視力測定を行ってくれるお店があります。ただし、無料だと検査をするスタッフの知識が足りていない可能性があります。

また、無料なのでスピード重視で視力測定をして、目のトラブルを見落としてしまうケースもあるでしょう。
とはいえ、無料の視力検査自体を否定するわけではありません。

「眼精疲労を感じるようになった。」
「メガネやコンタクトの度数が合わなくなった気がする。」


そう感じたら、まずは無料の検査を受けてみて、測定内容に違和感を覚えたら、眼科などでしっかりとした検査を受けるのも良いでしょう。

GLASS FACTORYの視力測定の特徴

GLASS FACTORYの視力測定は『ドイツ式ハーゼ理論に基づいた世界最先端の両眼視機能検査』です。
 
この検査では、一般的な屈折異常検査に加えて、両眼視機能検査を行います。

従来のメガネ店の視力測定は「左右それぞれの視力」に合わせて度数を調整する測定ですが、人間はモノを両目で見て生活をしています。ですからメガネは両目で見た状態の視力」で測定するのが最も自然なのです。
 
左右の眼の視線にズレがある場合は、眼から入った情報が脳で上手く1つに融像されない為、モノがダブって見えたり、遠近感や立体感の無い見え方となり、眼精疲労の一因となることがあります。

重度になるとモノが二重に見える複視になることもあります。
 
そこで、GLASS FACTORYではZEISSの世界最先端の「i.profiler®plus」という測定器を使用し、昼間と夜間の瞳孔サイズの違いをお測りするのと同時に、角膜形状をお測りし、従来の測定では作りする事が出来ない超精密度数で眼を測定します。
 
従来のメガネ度数は0.25Dという度数調整単位が決まっておりましたが、より細かく精密に0.01D単位でお客様の眼に微調整最適化したi.Scription®で究極のカスタムオーダー度数でお作りする事が可能です。
 
眼精疲労や肩こり・首こり、頭痛を改善する「快適で楽に見え負担が少ない」メガネをお作りするので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

視力検査は目の度数を測るほか、目の健康状態を把握することができます。会社員の場合は、年に1度の健康診断で視力測定も行ってくれます。

目の健康状態が気になる人は、診断結果に注目してみると良いでしょう。健康診断や免許の更新で、視力が落ちているのが分かった場合は、すぐにでもメガネやコンタクトレンズを買い替えましょう。

一覧へ戻る

関連記事