メガネがゆるいと感じたら?ゆるみの放置はメガネが壊れる危険性も
メガネは購入した日から時間が経つと、次第にゆるみを感じるようになります。メガネのゆるみを放置すると、色んなデメリットがあることをご存知でしょうか?
メガネがゆるむのはテンプルの開きや、鼻あての機能低下などに原因があります。
そのため、ゆるみを感じたら放置したり自分で調整したりするより、メガネ専門店に相談するのがベストです。
メガネのゆるみを放置するデメリット
メガネのゆるみを放置するデメリットは、以下の通りです。
- メガネがずり落ちて落下する危険がある
- 見え方に影響が出てくる
- メガネのネジが外れて紛失する可能性がある
メガネがゆるむと、ちょっと動いたときにメガネがずり落ちて、地面に落下する危険性があります。
メガネが落下すると、最悪の場合は壊れて買い替えが必要になるかもしれません。
メガネがゆるんでいるということは、そもそもフィッティングがズレています。
フィッティングがズレると、レンズと目の距離もズレてたり、左右のレンズが平行でなかったりするため、見え方にも影響が出るでしょう。
また、ネジのゆるみが原因でメガネがゆるんでいる場合は、ネジが外れてしまう可能性があります。
もしもネジが外れて紛失したら、メガネ専門店で新しくネジを付け替えてもらう必要があるため面倒です。
メガネがゆるい原因
メガネがゆるいと感じる原因は、以下の3つが考えられます。
- テンプルなどフレームの変形
- 鼻あて(ノーズパッド)の変形や摩擦の低下
- ネジがゆるんでいる
テンプルなどフレームの変形
毎日 メガネを折りたたむ影響で、テンプル(つるの部分)は徐々に開いていきます。テンプルが開くと締め付ける力が弱くなるため、メガネがゆるいと感じてしまうでしょう。
また、外からの衝撃が加わることでフレームは変形します。
フレームに使用される素材は、形を復元する力がありますが、扱い方によっては徐々に変形してしまうかもしれません。
メガネをかけたまま寝てしまったり、着替えをしてしまったりなど、普段からメガネの扱い方が雑な場合、フレームは変形しやすくなります。
鼻あて(ノーズパッド)の変形や摩擦力の低下
メガネのゆるみを感じる原因として、テンプル以外にも鼻あて(ノーズパッド)の機能低下が考えられます。
鼻あては経年劣化によって摩擦力が落ちたり、形が歪んできたりします。
鼻あてはゴム素材のため、使用期間が長いと摩擦力が落ちてくるので、ゆるみを感じるようになるでしょう。
また、メガネに衝撃が加わると、鼻あて自体が歪んで変形してしまいます。
鼻あての歪みは、自力で調整することが可能です。歪んでいると感じたら、まずは自分で調整してみましょう。
鼻あて(ノーズパッド)に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
ネジがゆるんでいる
メガネのパーツを接合する部分には、ネジが使われています。例えば、テンプルとフレームを繋ぐ部分などです。
ネジがゆるむとメガネがグラついて、どうしてもゆるみを感じます。テンプル以外にも、鼻あてにネジが使われている場合も同様です。
メガネがゆるいと感じたらフィッティング調整を
メガネがゆるいと感じたら、フィッティングがズレています。そのため、メガネ専門店でフィッティング調整を行うようにしてください。
自分で調整できないこともないですが、専門店で調整してもらいながら、徐々にフィッティングをした方が、かけ心地がしっくりときます。
また、テンプルや鼻あてなど、パーツの劣化が見つかる場合があります。その場合は、お店でパーツの交換ができるので、メガネ専門店で定期的に調整するのがベストです。
メガネのフィッティング調整に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
まとめ
基本的に2〜3ヶ月くらいのスパンで、定期的にフィッティング調整を行えばゆるみを感じることはないでしょう。
ただし、何かしらのアクシデントでメガネに衝撃が加わってゆるみを感じた場合は、すぐにメガネ専門店に相談するようにしてください。