メガネをかけたら頭痛がする!原因と治し方を解説

「メガネをかけると頭痛がする。」そんな悩みを抱えていませんか?その原因は、「メガネの不具合」によるものかもしれません。
度数やフィッティングのズレ、メガネの劣化など、見落としがちなポイントが頭痛を引き起こす恐れがあります。
今回の記事では、メガネをかけて頭痛がする原因と、その対処法について解説していきます。
目次
【原因】メガネをかけて頭痛がするのは何故?
メガネをかけて頭痛がするのは、度数やレンズ、フレームのフィッティングが合っていないことが考えられます。また、メガネが劣化しているのも、頭痛がする原因に1つです。
- 度数やレンズが合っていない
- フレームのフィッティングが合っていない
- メガネが劣化している
度数やレンズが合っていない
メガネをかけて頭痛がする主な原因のひとつは、度数やレンズが目に合っていないことです。
度数が強すぎると目の筋肉が過剰に働き、逆に弱すぎてもピントを合わせようと無理をして眼精疲労を引き起こします。
また、使用目的に合わない度数設定や、レンズの種類・形状が合っていない場合も、視界の違和感から頭痛につながることがあります。
フレームのフィッティングが合っていない
メガネのフレームが顔に合っていないと、頭痛の原因になることがあります。
フレームのサイズが合っていないと、レンズの位置がずれ、視界に違和感が生じて目に負担がかかりやすいです。
また、テンプル(つる)がこめかみを強く圧迫したり、鼻パッドがずれていると、血行不良や神経への刺激が起こりやすくなります。
こうした不調を防ぐには、専門店でのフィッティング調整が重要です。
メガネのフィッティングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!
メガネが劣化している
メガネが劣化すると、頭痛の原因になることがあります。たとえば、フレームの歪みやネジの緩みでレンズの位置がズレると、視界に違和感が生じて目に負担がかかりやすいです。
また、レンズの傷やコーティングの剥がれによって光が乱反射し、ピント調整に無理が生じる場合もあります。
こうした状態が続くと眼精疲労を招き、頭痛につながりやすいです。
危険!合わないメガネを使い続けるとどうなるのか?
合わないメガネを使い続けると、目や体にさまざまな不調を引き起こす恐れがあります。
視界が合わない状態で無理に見ようとすると、目の筋肉が緊張して、頭痛や肩こりを感じ、疲れ目や眼精疲労の原因になります。
さらに、視力の低下や集中力の低下、姿勢の悪化にもつながることがあります。こうした悪循環を防ぐためにも、違和感を感じたら早めにメガネの見直しを行うことが大切です。
【対処法】メガネをかけて頭痛がする場合の治し方
メガネをかけて頭痛がする場合、購入したメガネ店や眼科医に相談するのがおすすめです。場合によっては、メガネの買い替えも検討しましょう。
購入したメガネ店に相談する
メガネをかけて頭痛がする場合は、購入したメガネ店に相談することが有効な対処法です。視力の変化や度数のズレ、フレームの歪みなどが原因で頭痛が起こることがあります。
そのため、専門スタッフによる視力測定やフィッティング調整を受けることで、症状の改善が期待できます。
また、レンズの劣化や使用目的に合っていない度数の見直しも重要です。気になる不調があれば、早めに店舗でチェックしてもらいましょう。
眼科医に相談する
メガネをかけて頭痛が続く場合は、眼科医に相談してみてください。視力の変化や目の病気が原因で、メガネが合わなくなっている可能性があります。
眼科では、視力検査だけでなく、目の調節機能や眼球の健康状態も詳しくチェックしてもらえるため、根本的な原因の特定と適切な処方が可能です。
自己判断せず、専門的な診断を受けることで、快適な視生活への第一歩となります。
メガネを買い替える
メガネをかけて頭痛が続く場合、買い替えを検討することが有効な対処法です。
視力の変化やレンズの劣化、度数のズレが原因で目に負担がかかり、眼精疲労や頭痛を引き起こす恐れがあります。
また長年使用したメガネは、フレームの歪みやレンズの傷が進行している場合があります。
新しいメガネにすることで視界の快適さが戻り、症状の改善が期待できます。定期的な視力チェックとメガネの見直しが大切です。
新しいメガネに慣れるまで頭痛がすることはある?
新しいメガネをかけ始めた際に、頭痛やめまいを感じることは珍しくありません。
これは、度数やレンズの形状が変わることで脳が新しい視界に順応しようとするためです。
慣れるまでの期間には個人差があり、早い人で1〜2日、長い人では2〜3週間かかる場合もあります。
慣らし方としては、無理のない範囲で毎日少しずつメガネをかける時間を延ばし、目を休めながら徐々に慣れていくのが効果的です。
新しいメガネに慣れるまでについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!
メガネは度数が合っているものを使おう!
メガネは常に度数が合っているものを使うことで、眼精疲労からの頭痛を防ぐことができます。古いメガネを長い期間 使用していると、現在の視力と合っていないケースが多いです。
そのため、一年に一回は視力検査をして、メガネの度数が合っているかどうか確認してください。
もしも自分の視力と、メガネの度数にズレが出てきている場合は、新しいメガネを購入するか、新しいレンズに交換しましょう。
また、レンズの寿命は2〜3年なので、このサイクルで定期的に買い替えるのがおすすめです。
レンズの寿命に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
メガネをかけて頭痛がする場合、購入したメガネ店や眼科医に相談するのがおすすめです。メガネを買い替えたばかりなら、慣れるまで様子を見てください。
メガネをかけて頭痛がするのを放置すると、疲れ目や眼精疲労になる恐れがあります。