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メガネユーザーはスキーやスノボの場合、どうする?メガネの上からスキーゴーグルをかける方法

冬になるとスキーやスノボ目的で、雪山に出かける人がいます。友人や恋人、家族ででかける人もいるでしょう。

目が悪い人(近視の人)は、スキー場ではコンタクトレンズに変えて、上からスキーゴーグルをかける人が多いと思います。

しかしメガネユーザーの中には、コンタクトレンズが苦手だったり、健康上の理由でコンタクトレンズを装着できなかったりする人もいます。

また、メガネをかけたお子さんの場合はコンタクトレンズではなく、メガネのままスキーやスノボを楽しませたい親御さんもいるでしょう。

この記事では、メガネをかけたままスキーやスノボを楽しむ方法、メガネだけでスキーやスノボをした場合のリスクについて解説していきます。

【対策】メガネをかけたままスキーやスノボを楽しむには?

メガネをかけたままスキーやスノボを楽しむには、メガネ対応のゴーグルを選んだり、インナークリップで度付きのゴーグルに変えたりすることです。

メガネ対応のスキーゴーグルを選ぶ

スキーゴーグルのなかには、メガネの上から着用できるものがあります。

通常のスキーゴーグルよりもサイズが大きめで、ゴーグルの中でメガネが固定できる仕組みになっています。

ゴーグルの内部での空間やメガネがズレないよう、ツルを収めるための工夫がされている仕様です。そのためサイズが合っていれば、滑っているときもメガネがズレることはありません。

メガネ対応スキーゴーグルの注意点

メガネ対応のスキーゴーグルは万能にも思えますが、注意点が2つあります。それはメガネの破損と、レンズが曇ることです。

転倒した際は、メガネが破損しないように注意が必要です。多少は補強はされていますが、メガネ自体の強度が強くなるわけではありません。

そのため転倒や衝突した際の衝撃で、ゴーグル内部のメガネが壊れる可能性があります。

また、ゴーグルの中でメガネが曇ることもあるので、レンズの曇り止めはしっかりと行いましょう。

レンズの曇り防止については、こちらの記事でも詳しく解説しています!

メガネ対応のスキーゴーグルには、「メガネ対応」のような記載があるので、よく確認してから購入してください。

インナークリップで度付きのゴーグルに変える

度付きのスキーゴーグルというのは存在しませんが、インナークリップを使うことで、スキーゴーグルを度付きに変えることができます。

インナークリップとは、スキーゴーグルの内側に度付きレンズを取り付けられる商品です。

ゴーグルをいつものメガネと同じ度数にすることで、視界もハッキリと見えてレンズが曇る心配もありません。

使い方としては、やわらかいプラスチック製の薄型フレームにレンズを付けて、それをゴーグルにはめ込んで着用します。

メガネ対応のゴーグルが使いにくかったり、違和感を覚えたりする人は、インナークリップで度付きのゴーグルに変えるのがおすすめです。

インナークリップの注意点

インナークリップの注意点としては、耐久性が高くないことが挙げられます。使用頻度によっては、ワンシーズンで何回もインナークリップを付け替えなければいけません。

また、視力が変わればインナークリップの度数も変わるため、翌年のスキー・スノボシーズンに持ち越せない場合があります。

【危険】メガネだけでスキーやスノボをした場合のリスク

メガネだけでスキーやスノボをした場合、視野が狭くなったり視界が悪くなったりして、衝突や転倒してケガをするリスクがあります。

  • 視野が狭くなる、視界が悪くなる
  • 衝突や転倒でケガをしたりメガネが壊れたりする
  • 雪目(雪眼炎)になる可能性がある

視野が狭くなる、視界が悪くなる

メガネはフレームがあるため、裸眼よりも視野が狭くなります。また、スキーで滑っているときは、スピードが20〜30kmほど出るため、余計に視野が狭く感じやすいです。

また、スキー場では天気が急変することもあり、雪や雨が突然降ってきます。メガネをかけていると、レンズが曇ったり雪がチラついたりして視界が悪くなります。

転倒や衝突でケガをしたりメガネが壊れたりする

視野が狭くなったり、視界が悪くなったりすると、それだけ転倒や衝突をする危険性が高くなります。

スキーやスノボには、転倒がついてまわります。特に初心者となると、スキー場で一度も転ばないというのは無理な話です。

転倒すればケガはしないまでも、メガネを落としたりぶつけたりして、フレームやレンズが壊れるかもしれません。

また、視野が狭くなって視界が悪くなると、他のスキープレイヤーと衝突して、ケガをしたりメガネが壊れたりする可能性があります。

雪目(雪眼炎)になる可能性がある

雪目の正式な病名は「雪眼炎(せつがんえん)」と言い、強い紫外線を過剰に受けることで、目が炎症を起こします。

スキー場では日光が雪によって反射されるため、強い光を長時間浴び続けることで、雪目になる心配があります。

雪目はすぐに発症するのではなく、スキー場から自宅やホテルに戻った際に、炎症で強烈な痛みを感じやすいです。

メガネだけでスキーやスノボをすると、紫外線を十分にカットできずに、雪目になる危険性があります。

まとめ

メガネをかけたままスキーやスノボを楽しみたい人は、メガネ対応のゴーグルを選んだり、インナークリップで度付きのゴーグルに変えてください。

何も対策をせずメガネだけでスキーやスノボをすると、視野が狭くなったり視界が悪くなったりして、ケガやメガネが壊れる危険性があります。

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