マスクをするとメガネが曇る!曇りの原因とすぐにできる曇り対策
メガネユーザーの悩みとして、『マスクをしたときにメガネが曇ること』が挙げられます。
新型コロナウイルスの影響はもちろん、冬や花粉症の季節にマスクが手放せない人も多いでしょう。
そもそも、なぜマスクをするとメガネが曇るのでしょうか?何となく分かっていても、上手に説明できない人もいると思います。
この記事では、マスクをしたときにメガネが曇る原因と、対処法について解説していきます。
どうしてマスクをするとメガネが曇るの?
マスクをしてメガネが曇る原因は、『水蒸気による結露』が考えられます。水蒸気による結露でメガネが曇るメカニズムは、以下の通りです。
【結露でメガネが曇るメカニズム】
- マスクをすることで普段より温かくなった吐息が、マスクと顔の間にできた隙間から流れ出る。
- 冷たいメガネのレンズとの温度差で、レンズに付着した水蒸気が、水に戻って結露が起きるためレンズが曇る。
冬場になると、メガネは冷気にさらされて温度差がさらに大きくなるため、メガネはより曇りやすくなります。
さらに、レンズに油分・ゴミ・ホコリが付着してメガネが汚れたり、コーティングが剥がれてきたりすると、メガネは曇りやすくなってきます。
マスクをしていてもメガネが曇らない方法
マスクをしてメガネが曇るのは、水蒸気による結露が原因ですが、以下の方法であればレンズの曇りを防ぐことができます。
- マスクのワイヤー部分をしっかりフィットさせる
- 立体型マスクを使う
- 曇り止め機能付きレンズのメガネを使う
- 曇り防止グッズを使う
マスクのワイヤー部分をしっかりフィットさせる
温い吐息が、マスクと顔の間にできた隙間から流れ出ることで、メガネは曇ってしまいます。
メガネが曇らないためには、隙間ができないようマスクのワイヤー部分を、顔にフィットさせることが大切です。
ワイヤー部分をしっかりとフィットさせるためには、以下の方法を試してください。
- マスクの上の部分を内側に織り込む…1回ほど折り曲げれば、曇りを軽減することができます。
- マスクの内側にティッシュを挟み込む…マスク上部とティッシュの幅の長さが、同じになるようにして挟みこんでください。
ティッシュだと、鼻がかゆくなりやすくなる人もいるかもしれません。その場合は、ガーゼを使用しましょう。
ガーゼをジャバラ状に折りたたみ、ホッチキスで止めれば、ティッシュのような厚みを出すことができます。
ガーゼが落ちてこないようにするには、両面テープを使うのが良いです。
立体型マスクを使う
立体型マスクには、マスク上部にパッドやフィルターが付いているものがあります。顔にフィットしやすいので、マスクと顔にできる隙間が小さくなるでしょう。
一般的な使い捨てマスクと比べると、値段は少々 高くなります。しかし、メガネが曇るストレスから解放されることを考えれば、コスパに優れていると言えるでしょう。
曇り止め機能付きレンズのメガネを使う
最近では、メガネ自体に曇りを防止する工夫が施されています。例えば、防曇加工がされているレンズがあるので、メガネを購入する際に検討してみましょう。
今かけているメガネを防曇加工したい場合は、加工が可能かどうか、購入したメガネ屋さんに一度 相談してみるのもおすすめです。
曇り防止グッズを使う
現在では、メガネの曇り止め防止グッズが、数多く市販されています。
リキッドタイプ・スプレータイプ・クロスタイプなど、種類も豊富なので色んなグッズを見てみるのも良いでしょう。
リーズナブルなものでしたら数百円から購入ができますし、手軽に曇り止めができるのも嬉しいポイントです。
Glass Factoryでは、高級カメラレンズで有名なZEISS社のメガネ用『レンズ曇り止めキット』を紹介しています。
お値段は、税込み1,650円と少々お高めですが、最大で72時間も効果が持続するのは大きなポイントです。
曇り止めスプレーと専用のクロスが一緒になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
ZEISS社のメガネ用『レンズ曇り止めキット』に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
まとめ
マスクをしたときに、メガネが曇らなくするためには、マスク選びや曇り防止グッズを使うのが効果的です。
立体型マスクを購入して、曇り防止グッズを使用すれば、メガネが曇ることはほぼないでしょう。
また、今すぐに試せる方法としては、マスクの上部を折り曲げたり、ティッシュを挟みこんだりするのがおすすめです。
冬や花粉症シーズンでも快適なメガネライフを送れるように、今回紹介した方法を是非 参考にしてくださいね。