メガネのレンズの寿命は何年?買い替えのタイミングについて
メガネレンズの寿命は2~3年
メガネレンズの寿命は2~3年と言われています。意外と短いと感じるかもしれません。もちろん、使用環境によってはこれよりも長く持つ場合もあります。
メガネレンズが劣化するとどうなる?
メガネレンズは、劣化しても見た目はさほど変わりません。しかし、元々なされていたレンズのコーティングがはがれていたり、小さな傷やシミなどが出現しているケースもあります。
傷が目立ってきたり、何か見え方が変だなと感じたら、レンズ交換のタイミングかもしれません。まずはメガネ店で状態を見てもらいましょう。
メガネのレンズを劣化させる原因
熱
メガネレンズを劣化させる一番の原因は「熱」です。メガネのレンズは熱に弱く、60度以上の場所に長い間置いておくと、レンズの表面のコーティングが破壊され、レンズにヒビが入る「クラック」という症状を起こすこともあります。
こまかな傷
クラックだけでなく、日常生活でつく小さな傷も劣化の原因になります。レンズに触れた時やメガネを拭くときなど、多少傷がついてしまうことは避けられません。傷が増えるとコーティングがはがれる原因になり、レンズ全体の機能も低下してしまいます。
メガネのレンズの寿命を延ばす方法
レンズを上向きにして置く
メガネをテーブルなどの上に置くとき、必ずレンズが上を向くようにしましょう。レンズと机が触れると、傷の原因になってしまいます。
熱に気を付ける
クラックの危険を回避するためにも、高温の場所にメガネを長時間放置しないようにしましょう。高温の場所で長くメガネをかけていると、レンズの劣化を早める可能性があります。
できるだけレンズに触れない
基本的なことですが、レンズにできるだけ触れないことも大切です。つい癖でレンズの表面を触っている人は、気が付かないうちにレンズ表面に小さな傷を作っているかもしれません。
メガネ拭きを強くやりすぎない
盲点なのが、メガネ拭きをやりすぎるとレンズに傷がつき、劣化が早まる可能性があるということです。レンズへの傷の原因の多くを占めるのが、小さなゴミや粒によるものです。
ほんの小さな異物に気づかずごしごしとレンズをこすると、知らないうちに傷がついてしまいます。
メガネのメンテナンスはこまめに行おう
メガネレンズの寿命が2~3年というのは、短いと感じる人もいるかもしれません。しかしもちろん、使い方次第でもっと長持ちすることもあります。
いずれにしても、年数が経つと目の状態も変わり「度数自体合わなくなっていた」というケースが多々あるので、メガネ店でのこまめなチェックが必要です。