メガネの知識

パソコン用のメガネを選ぶポイントは?おすすめのレンズも紹介

プライベートではスマホが、仕事ではパソコンは手放せないアイテムになり、PCメガネの購入を検討している人もいるのではないでしょうか?

PCメガネとは、いわゆる「ブルーライトカットメガネ」のことです。ブルーライトカットメガネに関しては、ネット上でも「効果がない」という意見を耳にします。

PCメガネは、本当に効果がないのでしょうか?この記事では、PCメガネの効果からブルーライトの影響、パソコン作業をする際のおすすめレンズについて解説していきます。

PCメガネの効果

PCメガネは、ブルーライトをある程度カットしてくれるメガネのことです。ブルーライトは一概に悪影響というわけではありませんが、長時間浴びることのリスクもあります。

ブルーライトの影響に関しては、後ほど解説するのでぜひ参考にしてください。ここでは、PCメガネの効果について解説していきます。PCメガネの効果は、主に以下の3つです。

  • 夜、パソコンの画面を見ても寝つきやすくなる
  • スマホ老眼・目の疲れを軽減する
  • 紫外線対策も兼ねている

夜、パソコンの画面を見ても寝つきやすくなる

パソコンからは、ブルーライトという青白い光が発せられています。

自然界のブルーライトは朝に浴びると目覚めが良くなりますが、夜にブルーライトを浴びると逆に寝つきが悪くなります。

そのため、夜にパソコンを使って仕事をしたり、スマホで動画視聴をしたりするときは、PCメガネをかけるのがおすすめです。

スマホ老眼・目の疲れを軽減する

スマホやパソコンの画面を長時間ながめると、スマホ老眼という症状が出てきます。スマホ老眼は目の筋肉の酷使に加えて、ブルーライトが原因で起こる症状です。

スマホやパソコンからのブルーライトを長時間浴びると、目に入ってくる光の量を加減する筋肉「虹彩筋」にも負担がかかります。

目のピントを合わせづらくなり、疲れ目を感じやすくなるので、PCメガネをかけてスマホ老眼や目の疲れを軽減するようにしてください。

スマホ老眼に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

紫外線対策も兼ねている

PCメガネ(ブルーライトカットメガネ)の場合、UVカットも兼ねているので紫外線対策にもなります。

目が紫外線を長時間浴びると「目の日焼け」になり、白目の充血や紫外線角膜炎、白内障のリスクがあります。

PCメガネをかけることで紫外線対策にもなるので、目の日焼けの症状を軽減することができます。

紫外線による目の日焼けに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

ブルーライトカットメガネは効果がないのか?

PCメガネ、ブルーライトカットメガネに関して「効果がない」「逆に悪影響ではないか?」という声を聞きます。ここでは、ブルーライトについて解説していきます。

ブルーライトは必ずしも悪影響とは言えない

デジタル機器ではなく、太陽から発せられるブルーライトは、体にとって悪いことばかりではありません。

朝にブルーライトを浴びると、体内時計をリセットして脳と体を活性化させてくれます。

そのため、朝起きて30分ほど日光を浴びると、セロトニンやビタミンDの分泌にもなるので、体全体に浴びるのはむしろ効果的です。

ただし、ブルーライトは強いエネルギーを持った光なので、目に入れるのは良いとは言えません。

ブルーライトに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

パソコンやスマホを見るときはブルーライトカットメガネを

パソコンやスマホのブルーライトを長時間浴びると、視界がちらつきやすくなったり体内リズムを崩して寝つきが悪くなったりします。

現代ではスマホやパソコン、テレビの画面を1日で平均5時間見ていると言われています。

スマホに関しては、1日に80回も覗いていると言われており、この回数は将来的にさらに増える見込みです。

必然的にブルーライトが目に入る回数も多くなるので、PCメガネはかけておくのがおすすめです。

PCメガネの種類

PCメガネに関しては、反射タイプと吸収タイプの2種類が主に存在します。

それぞれメリットとデメリットについてまとめているので、自分の好みや生活環境に合わせて選んでください。

反射タイプ

反射タイプは「コーティング式」とも呼ばれ、レンズに特殊なコーティングをすることでブルーライトをカットします。

反射タイプのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 紫外線の次に高周波なブルーライトまでブロックする
  • レンズが透明なので、普通のメガネのように自然に見える

デメリット

  • 照明などの光も反射するので、レンズが鏡のように光る
  • 吸収タイプに比べると、ブルーライトのカット率は低め

吸収タイプ

吸収タイプは「練り込み式」とも呼ばれ、レンズに薄茶色や青色などのカラーが入っており、ブルーライトを吸収することで目を守ります。

吸収タイプのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 反射タイプよりカットできる光の周波の幅が広いため、強力にブルーライトをカットできる
  • 照明などの光に反射せず、メガネが光でちらつくことがない

デメリット

  • レンズに色が付いているので、ブルーライトカットしている感が出る

パソコン作業にはZEISSの「デジタルレンズ」がおすすめ

スマホで動画視聴やゲームを長時間する人、仕事でパソコンが手放せない人におすすめなのが、ZEISS(カールツァイス)の「デジタルレンズ」になります。

デジタルレンズは、スマホアシストレンズやアイアシストレンズと呼ばれるレンズの一種です。

スマホやパソコンの画面などの近方を見るときも、遠くの景色を見るときもクリアに見えます。

【デジタルレンズの特徴】

  • 「遠方」と「手元」の両方が見えやすい、度数の二段構造
  • 目の焦点が合わせやすい
  • 目が疲れにくく、ストレスを感じにくい
  • 遠近両用メガネと違い、慣れるのが簡単

実際に遠方と近方を見たとき、見え方には以下の変化があります。

「クリアゾーン」遠くがはっきり見える度数

「デジタルゾーン」手元がはっきりと見える度数

Glass Factoryではデジタルレンズの取り扱いがあるので、気になる人は気軽にご相談ください。デジタルレンズに関しては、以下のページから詳しくご覧いただけます。

ZEISSデジタルレンズ | 大阪 神戸のブランドメガネ サングラス販売 GlassFactory (glassfactory-shop.jp)

一覧へ戻る

関連記事