メガネの知識

度付きサングラスについて|メリットや選び方、おすすめサングラスを紹介

サングラスは、紫外線対策として使うためのメガネです。視力が低い人の場合、サングラスをかけるときはコンタクトレンズを使用する人もいると思います。

しかしサングラスをかけるために、わざわざコンタクトレンズを着用するのは面倒です。そこでおすすめしたいのが、度付きサングラスです。度付きサングラスは視力が低いメガネユーザーでも、コンタクトレンズを付けずに使用できます。

度付きサングラスとは

度付きサングラスとは、通常のサングラスに視力矯正の機能が付いたものになります。視力矯正が必要で、まぶしさやUVカットをしたい人に、おすすめのサングラスです。

メガネユーザーの場合、サングラスをかけるときはコンタクトレンズをしなければいけません。しかし、度付きサングラスをかけることによって視力矯正ができるので、わざわざコンタクトレンズを着用する手間が省けます。

スポーツやアウトドアなどで、紫外線対策をしたいメガネユーザーにとっては、重宝したいサングラスです。

度付きサングラスのメリット

度付きサングラスのメリットは、「コンタクトレンズを使用しなくても良い」ことと「視野を広く保てる」ことです。

コンタクトレンズを使用しなくても良い

「度付きサングラスとは」でも解説しましたが、度付きサングラスのメリットは、コンタクトレンズを使用する必要がないことです。

普段からコンタクトレンズを使用している人は問題ありませんが、人によっては体質的にコンタクトレンズが合わない人もいます。

また花粉症の時期は、できるだけコンタクトレンズを使いたくない人もいて、目の充血に気を付けたい人にもおすすめです。

視野を広く保てる

メガネとサングラスを併用できる「オーバーグラス」というものがあり、度付きサングラスではなく、こちらを使用しても良いように感じます。

しかしオーバーグラスの場合は、メガネとサングラスがズレている部分については、視野が狭くなりがちです。そのため度付きサングラスの方が、視野を広く保てます。

スポーツやアウトドアなどの屋外では、広い視野を保てる度付きサングラスの方が、オーバーグラスよりも利便性が高いです。

度付きサングラスのデメリット

度付きサングラスのデメリットは、気軽にサングラスを外せないことです。たとえば屋外から室内に移動したとき、サングラスを外したくなります。

しかし、度付きサングラスは外すと裸眼になるので、何も見えなくなります。そのため、度付きサングラスをかけるときは、以下の場面を想定した使い方や、選び方が重要です。

  • スポーツやアウトドアなど、屋外で長時間活動する場合
  • 室内でかけることも想定するなら、レンズは薄いカラーや調光レンズを選ぶ

押さえておくべきサングラスの基本的な選び方

度付きサングラスの選び方を紹介する前に、サングラスの基本的な選び方について覚えておいてください。サングラスを選ぶときは、UVカット機能は必須です。「紫外線カット率:99%以上/紫外線透過率:1.0%以下」のサングラスを選びましょう。

またサングラスは、おしゃれなアイテムとしての一面を持つので、フレームやレンズの色選びは、自分に合うものがないか徹底的にフィッティングしてください。

サングラスの選び方については、以下の記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

シーンごとの度付きサングラスの選び方

サングラスをかけるシーンは、以下の場面が挙げられます。

  • スポーツ
  • 車の運転
  • 旅行やビジネス

この項目では各シーンごとに、度付きサングラスの選び方について紹介していきます。

スポーツ

スポーツのなかでもランニングやゴルフ、釣りを趣味にされている人は多く、これらの場合はスポーツタイプの度入りサングラスがおすすめです。スポーツサングラスの特徴は、以下の通りになります。

  • 非球面レンズで視界が歪みづらくクリアな視界を保てる
  • 曲線的な造りなので運動しても顔にフィットした状態を保ちやすい

なかには、ものを立体的に見ることができる、「深視力」を採用した度付きサングラスも存在します。たとえば野球で「深視力」の度付きサングラスをかけると、ボールとの距離感をとりやすいです。バッティングのときや捕球するときに、ボールが見えやすくなります。

「深視力」の度付きサングラスについては、以下の記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

車の運転

車の運転の場合、以下のポイントで度付きサングラスを選ぶのがおすすめです。

【グレー系のレンズ】

色調を変えずに光を均一にカットしてくれるので、日中のドライブでも自然な視界を保ちやすいです。

【偏光レンズ】

紫外線が強い夏場は、路面やフロントガラスの反射光などギラついた光をカットできます。

【昼と夜間で変える】

可視光線透過率とは、まぶしさをカットしてくれる数値です。数値が低いほど、まぶしさを軽減できます。昼間の運転は「可視光線透過率が8%以上」のサングラスを、夜間の運転は「可視光線透過率が75%以上」のサングラスをかけるようにしてください。

旅行やビジネス

旅行やビジネスの場合は、ファッション性が高いものを選びましょう。どちらも、色が薄い度付きサングラスを選ぶのがおすすめです。

旅行の場合は様々な景色を眺めるので、色が薄い方が景色の印象を損なわずに楽しめます。ビジネスの場合は、目元が見えた方が印象が良いので、色が薄いサングラスがおすすめです。

日本人の場合は、フレームが細めで色の薄いサングラスの方が似合います。自分にどのサングラスが似合うかは、メガネ店で徹底的に試着してみてください。

メガネユーザーの場合は調光レンズもおすすめ

度入りのサングラスをお求めなら、調光レンズの使用も検討してみてください。調光レンズとは、紫外線の量や気温の高さによって、色が濃くなったり薄くなったりするレンズです。つまり、紫外線が少ない室内ではメガネ、紫外線が多い屋外ではサングラスとして使えます

ただし偏光レンズとは違い、光の乱反射を抑えられないので、スポーツや運転の使用には不向きです。あくまで「普段使いで度付きサングラスを使用する」人に向けて、おすすめのサングラスといえます。

調光レンズについては、以下の記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

おすすめの度入りサングラス「IOMIC EYEWEAR ST0103」

Glass Factoryでおすすめしているサングラスが、男女兼用で使える「IOMIC EYEWEAR ST0103」です。ランニングはもちろん自転車の運転にも使えるので、夏場の自転車通勤には最適です。

調光レンズにすることもできるので、帰宅の時間帯はレンズの色が薄くなり、クリアな視界を一日中キープすることができます。通勤からスポーツ、アウトドアまで幅広い用途でお使いください。

「IOMIC EYEWEAR ST0103」については、以下の記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

【梅田店】ランニング用に度入りスポーツサングラス | STAFF BLOG | GLASSFACTORY 大阪、神戸のブランドメガネ、ブランドサングラスの販売店 (glassfactory-shop.jp)

一覧へ戻る

関連記事