メガネの鼻パッドについて｜鼻パッドの種類や疑問・質問に答えます！

鼻パッドには、メガネがずり落ちるのを防ぐ役割があります。現在では鼻パッドなしのメガネも存在しますが、メガネを正しい位置にフィットさせるには、鼻パッドの存在が欠かせません。鼻パッドには2つの種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

こちらでは、鼻パッドの種類からメリット・デメリットを中心に、鼻パッドの疑問・質問について解説していきます。

メガネの鼻パッドの種類

鼻パッドの種類は2つあり、それが「クリングスタイプ」と「一体型タイプ」です。

クリングスタイプ

クリングスタイプは、鼻パッドが独立しているものになります。鼻パッドと言えば、まずクリングスタイプを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？

クリングスとは、鼻パッドを支える足のことを言います。クリングス部分の素材は、金属が主流です。鼻パッド部分の素材にはプラスチックや金属、シリコンが用いられています。

メリット

クリングスタイプのメリットは、調整が細かくできるところと、鼻パッドの交換が可能なところです。

フィッティング調整をする際に、クリングスの部分を動かすことで、まつ毛がレンズに当たりにくくしたり、メガネがズレるのを調整できたりします。

また、鼻パッドの交換が可能なため、金属部分が錆びてきたときにはすぐに交換できます。汗や皮脂の影響で、鼻パッドが変色したり劣化したりしたら、メガネ店で鼻パッドを交換してください。

デメリット

クリングスタイプのメリットは、圧力が加わると壊れる可能性があるところと、鼻パッドの交換が必要なところです。

クリングスの部分は、繊細に作られています。そのため、大きな力が加わると歪んだり壊れたりする危険性があります。

また、汗や皮脂の影響でパーツが変色したり劣化したりするため、鼻パッドを交換することが面倒に感じるかもしれません。変色や劣化を防ぐには、毎日メガネを洗浄する必要があります。

一体型タイプ

一体型タイプとは、その名の通りフレームと鼻パッドが一体になったタイプです。フレームの一部が盛り上がっていて、そこの部分が鼻パッドの役割を果たしています。

素材はフレーム部分と同じものが多く、基本的にはセルフレームに多く採用されているタイプです。

メリット

一体型タイプのメリットは、メンテナンスが不要で壊れにくいところです。フレームと一体になっているため、多少の圧力がかかっても鼻パッドだけ破損することはありません。

セルフレームで使われていることが多く、プラスチック素材のため錆びる心配もないです。ただし、使っていくうちに皮脂汚れが蓄積していくので、こまめに洗浄をしましょう。

また、一体型タイプは鼻パッドの部分が目立ちにくいため、見た目がスマートですっきりした印象を与えることができます。

デメリット

一体型タイプは、セルフレームに採用されていることが多く、メタルフレームで使われているところはあまり見ません。

そのため「メタルフレームで、一体型タイプの鼻パッドが良い。」という人の要望は、ほぼほぼ叶えられないのがデメリットです。

また、フレームと一体となっており、鼻パッドを動かせないため、細やかなフィッティング調整が、クリングスタイプよりもできません。

クリングスタイプ、一体型タイプどちらを選ぶべき？

鼻パッドに着目してメガネを選ぶ人は多くないかもしれませんが、こちらではクリングスタイプか一体型タイプか、どちらがおすすめかについて解説していきます。

結論としては、どちらでもかまいません。しかし、メガネを購入する際に、どんな悩みを抱えているかによって、おすすめが変わってきます。

たとえば一体型タイプをかけることで、メガネのズレが気になる人はクリングスタイプを選んでください。鼻パッドを動かすことで、細かいフィッティング調整ができます。

セルフレームでスマートに見せたいなら、一体型タイプがおすすめです。鼻パッドが目立ちにくいため、スタイリッシュにメガネをかけることができます。

メガネの鼻パッドについての疑問・質問

こちらでは、メガネの鼻パッドについての疑問・質問について解説していきます。

まとめ

今回は鼻パッドの種類やメリット・デメリット、鼻パッドについての疑問・質問を解説していきました。

基本的にどちらの鼻パッドを選んでも問題ありませんが、メガネのズレが気になる人はクリングスタイプを選びましょう。メガネをかけたときにスマートに見せたいのであれば、一体型タイプがおすすめです。