メタルフレームのメガネとは?メタルフレームのおしゃれさ、似合う人について

金属素材でできたメタルフレームは、細く加工ができるため、軽量でかけ心地が良いのが特徴です。クラシカルなデザインのものも多く、幅広いシーンでかけることができます。
今回の記事では、メタルフレームメガネの特徴や似合う人、メタルフレームの寿命について解説していきます。
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メガネのメタルフレームとは?
メガネのメタルフレームは、主に金属でできています。使用されている素材はチタンや合金、アルミやステンレスです。
メタルフレームといっても、素材によって特徴が異なります。それぞれの特徴については、次の表を参考にしてください。
素材 | 特徴 |
チタン(チタニウム) | ・軽くて耐久性がある ・汗に強く錆びにくい |
合金 | ・重量はあるが耐久性が高い ・粘り気が強く加工性が高い |
アルミ | ・メタルの中でも軽量で加工がしやすい ・大きいフレームであっても軽量に作れる |
ステンレス | ・チタンと比べると重いが耐食性が強い ・汚れにくい |
ゴムメタル | ・強度がありゴムのような弾力性を併せ持つ ・金属アレルギーの人でもかけやすい |
メタルフレームの特徴やメリット
メタルフレームのメリットは、軽量でフィット感があるところです。細く加工できるため、プラスチック素材のセルフレームよりも軽い仕上がりになります。
それでいて、丈夫で耐久性に優れています。特にチタン素材の場合は耐久性に優れており、錆びにくく汗に強いのが特徴です。
また、形状記憶合金を使用したメタルフレームは変形しにくく、メガネを壊しやすいお子様も安心して使えます。
メタルフレームのデメリットや注意点
メタルフレームのデメリットとして、金属アレルギーの人はかけることが難しいところです。
ゴムメタル素材であれば、金属アレルギーの人でもかけられますが、100%大丈夫とは言い切れません。試着の際にチェックするか、メガネ店のスタッフに相談するのがおすすめです。
また、軽量でフィット感がありながら丈夫で耐久性に優れているため、プラスチック素材のセルフレームよりも価格が高くなります。
おしゃれ?メタルフレームをかけたときの印象
メタルフレームは、知的でスマートな雰囲気を演出できるメガネです。細めに加工できるため、シャープな印象も与えられます。
スーツやオフィスカジュアルとも相性が良く、会議や商談などビジネスシーンにかけるのがおすすめです。
フレームの色をゴールドやブラウン系ならば、上品な大人の雰囲気を与えつつ、やわらかい印象に仕上がります。
また、クラシカルなデザインも多いため、Tシャツにジーンズなど、カジュアルなファッションとも相性が良いです。
スーツのような固い服装でも、Tシャツにジーンズのようなラフな服装でも、メタルフレームのメガネはおしゃれに見せることができます。
メタルフレームが似合う人
メタルフレームは細いデザインが多く、メガネが悪目立ちしにくいため、年代や性別問わず似合います。
楕円形で逆三角形に近い「ボストン」のメタルフレームは、穏やかでさりげなく知的さをアピールできます。三角顔や四角顔の人がかけると、シャープな輪郭をカバーしてくれます。
逆台形のような「ウェリントン」のメタルフレームは、上品で落ち着いた雰囲気があり、ビジネスシーンにおすすめの一本です。特に、面長や丸顔の人がかけると、よく似合います。
メタルフレームの寿命
メタルフレームは丁寧に手入れをすると、10年ほど使用できると言われています。ただし、メガネをぶつけたり落としたりして、破損や歪みが出てきたら交換した方が良いです。
また、皮脂や汗などによる汚れ、メッキの剥がれによって寿命が早くなる場合があります。特に夏場は、皮脂や汗などによる汚れがつきやすいので、丁寧に手入れをしましょう。
ちなみに、メガネレンズの寿命は2〜4年と言われています。そのため、レンズの寿命とともにメガネごと買い替えるのがおすすめです。
お気に入りのフレームでしたら、レンズだけ交換して、そのままメタルフレームを使用することもできます。
まとめ
メタルフレームは軽量でフィット感がありながら、丈夫で耐久性に優れているのが強みです。セルフレームよりは価格が高めになりますが、クラシカルなデザインでおしゃれに見せることができます。
金属アレルギーの人は、ゴムメタル素材のメタルフレームがおすすめです。メガネをかけたときに支障があるかどうか、メガネ店で試着をしてスタッフと相談しながら購入してください。