メガネの素材ごとの特徴|各素材ごとでおすすめのメガネも紹介
普段何気なくかけているメガネですが、実は様々な素材があることをご存じでしょうか?
一般的なメガネの素材としては、プラスチック・樹脂・メタルがあります。しかし、これらの素材でも細かく種類が分けられているのです。
この記事では、メガネの素材の紹介から各素材の特徴、素材ごとでおすすめのメガネについて紹介していきます。
プラスチック素材のフレーム
プラスチック素材のフレームは、主に以下の2種類があります。
- セルロイド
- アセテート
セルロイドは、歴史上初めて人工的に合成されたプラスチック素材です。燃えやすく硬いという性質のため加工には高い技術力が必要ですが、丹念に磨くことで独特の色合いやツヤ感を出せます。
アセテートは、天然セルロースを原料にしてできた素材です。セルロイドと違い燃えにくく加工しやすいため、プラスチックフレームの主流になっています。
それぞれの素材の特徴は、以下の通りです。
素材 | 特徴 |
セルロイド | ・衝撃に強く硬質な素材 ・透明感のある仕上がり ・独特の光沢があり、高い質感を出せる |
アセテート | ・透明感が高い ・鮮やかな発色を出せる・紫外線の影響で劣化しづらい |
セルロイドのデメリットとしては、経年劣化でフレームが白くなったり、アルコールによる劣化が起きたりするところです。
アセテートのデメリットは、セルロイドに比べると柔らかい素材のため、型崩れに注意しなければいけません。また、プラスチック素材のなかでも重いので、長時間かけると疲れやすいです。
樹脂素材のフレーム
樹脂素材は高い耐久性がありながら、弾力性も高く軽量なのが特徴です。樹脂素材のフレームは、主に以下の4種類があります。
素材 | 特徴 |
ウルテム | ・強度が高い ・長時間の使用でも型崩れしにくい ・薄い成形が可能でエッジの効いたデザインができる |
ポリアミド | ・軽くて柔軟性がある ・人体適合性が高く肌への負担も少ない ・着色が美しくカラーリングが多彩 |
ポリフェニルサルフォン | ・腰の強い柔軟性を持っている ・掛け心地がしっかりしている ・高温など過酷な環境に耐えられる |
トロガミド | ・透明ナイロン樹脂 ・熱に強く耐久性が高い ・発色性が良く色がきれい |
樹脂素材のフレームは耐久性と弾力性が高いため、プラスチック素材のデメリットを心配する必要がありません。経年劣化でフレームが白くなるなどの劣化もないです。
メタル(金属)素材のフレーム
メタル素材は軽量でありながら、耐久性が高いのが特徴です。素材的にもデザイン的にも汎用性が高いため、プライベートからビジネスシーンまで適応できます。
メタル素材のフレームは、主に以下の5種類があります。
素材 | 特徴 |
チタン(チタニウム) | ・軽くて耐久性がある ・汗に強く錆びにくい |
合金 | ・重量はあるが耐久性が高い ・粘り気が強く加工性が高い |
アルミ | ・メタルの中でも軽量で加工がしやすい ・大きいフレームであっても軽量に作れる |
ステンレス | ・チタンと比べると重いが耐食性が強い ・汚れにくい |
ゴムメタル | ・強度がありゴムのような弾力性を併せ持つ ・金属アレルギーの人でもかけやすい |
金属アレルギーが気になる人は、ゴムメタルがおすすめです。
Glass Factoryがおすすめする素材ごとのフレーム
プラスチックフレーム「GF-A001」
「GF-A001」はアセテート素材のフレームで、「軽い」と「見やすい」を追求したメガネです。
同じデザインのアセテート素材と比べると、重量を39%カットしていて、長時間かけた場合の負担を軽減できます。
また「ハイカーブフレーム」を採用しているため、ワイドな視界を実現しました。そのため視野角が広く、見やすいのが特徴的です。
樹脂素材フレーム「ジャポニスム・PROJECTION」
「ジャポニスム・PROJECTION」は、軽量で長時間かけてても負担を感じにくいです。
また、変形の少ない特殊樹脂で、弾力性もありながら熱にも強く、劣化も少ないので長い期間使用できます。
ネジを使わないラダーヒンジを採用しているため、フィッティングのズレなども感じにくいです。
メタルフレーム「GLASS FACTORY M-102 C-4」
「GLASS FACTORY M-102 C-4」は、フロントからテンプルエンドまで全てチタン素材で統一し、無駄な装飾を無くした一本。クラシックテイストを表現したメガネで、カジュアルからフォーマルな格好にも合わせやすいです。
とにかく軽くて掛けやすく、細い手で包み込むような掛け心地があります。
ブリッジとクリングスを一体化させたこだわりがあり、マンレイ山の仕様、メッキの仕上げには手作業で七宝塗装を施すなど、メガネにこだわる人にはぜひ手に取っていただきたい一本です。