メガネのガラスコーティング|効果やデメリット、自分でコーティングは可能かを解説
メガネはスマホの画面のように、ガラスコーティングを施工して、レンズに傷や汚れが付くのを防ぐことが可能です。
メガネユーザーでも、レンズにガラスコーティングを施工することはあまり馴染みがないかもしれません。しかし、ガラスコーティングを施工することで、撥水性の向上や寿命が伸びるなどの効果があります。
この記事では、メガネのガラスコーティングの効果から、コーティングを施工する際のポイントについて解説していきます。また、メガネのコーティングについて気になる人は、以下の関連記事も参考にしてください。
目次
メガネのガラスコーティングとは?
ガラスコーティングはメガネやスマホなど、対象品の表面をガラスの被膜で覆います。メガネの場合は、レンズにガラスコーティングを施工することで、傷や汚れが付きにくくなったり、目を紫外線から守ったりするなどの効果があります。
メガネを購入すると、最初からレンズをコーティングしているのが一般的です。その状態で、さらにガラスコーティングを施工することで、レンズの強化、傷防止、耐熱効果が向上します。
メガネのガラスコーティングの効果は、傷防止やレンズが曇りにくくなる
メガネのガラスコーティングの効果は、以下の3つがあります。
- レンズに汚れや傷が付きにくくなる
- 撥水性の向上で、レンズの曇りを防止する
- メガネの寿命が長くなる
レンズに汚れや傷が付きにくくなる
メガネやサングラスは、細かい汚れや傷が知らない間に付いてしまうのが当たり前です。レンズにガラスコーティングを施工すれば、形成した被膜がレンズを守り、汚れや傷が付きにくくなります。
ついつい付着した指紋や皮脂汚れ、汗の汚れなども、メガネクロスで軽く拭くだけで、レンズが綺麗になります。
撥水性の向上で、レンズの曇りを防止する
メガネのレンズにガラスコーティングを施工することで、撥水性が向上してレンズの曇りを防止することが可能です。
ガラスコーティングの膜は非常に滑らかなので、均一にコーティングすることで、水滴がレンズの表面に付着することを防げます。
たとえば突然の雨でレンズが濡れても、メガネクロスで拭いただけで綺麗な状態にすることが可能です。
また、水滴の付着を防げるので、レンズの曇り止め効果もあります。そのため冬にマスクとメガネを装着する人は、ガラスコーティングを施工するのがおすすめです。
メガネの寿命が長くなる
メガネは購入したときにコーティングされていますが、その寿命は3年〜5年ほどです。洗浄方法や使い方に、どんなに気を付けていても、経年劣化でコーティングが剥がれていきます。
ガラスコーティングは、レンズの表面に微細な膜を形成します。そのため、ガラスコーティングを施工すれば、コーティングが剥がれるリスクが軽減します。
お手入れ方法など気を付けて使用すれば、長い期間同じメガネをかけることも可能です。
メガネのガラスコーティングのデメリットについて
メガネにガラスコーティングをするデメリットは、特にありません。注意してほしいのは、慣れていない人がコーティングをすると、ムラができて被膜の形成が均一にならない場合があります。
プロにコーティングをしてもらう場合は、5,000円前後からコーティングできます。
メガネのガラスコーティングは自分よりもプロにお任せを
メガネにガラスコーティングをする場合、自分でコーティング剤を購入して施工することは可能です。
しかし、慣れていない素人がコーティングを施工すると、被膜を均一に形成できず、仕上がりにムラが出ます。
コーティング剤の価格は1,000円~4,000円程度です。プロにお願いすると、5,000円前後でコーティングを施工してくれます。
そのため、仕上がりの失敗のリスクを考えると、プロにガラスコーティングをして貰うのがおすすめです。
プロにお願いする場合、店舗やインターネットでの受付が主流です。店舗の場合は、スマホやアクセサリーなど、コーティングに精通したプロが、全国の商業施設に出張店舗を構えている場合があります。
ハンズやイオン、ららぽーとなど、近所の商業施設にコーティング専門店が出店していないか調べてみてください。
メガネのガラスコーティングについてのまとめ
メガネのガラスコーティングには、汚れや傷を防止したり、寿命を伸ばしたりするなどの効果があります。また撥水性が高まるため、メガネのレンズが曇りにくくなります。冬や花粉症シーズンに、マスクを装着するメガネユーザーは、ガラスコーティングの施工を検討してみましょう。