メガネの知識

自宅でもメガネ洗浄はできる?1日1回の簡易洗浄で清潔感をキープしよう

メガネは外気にさらされるので、気が付いたらホコリやゴミなどの不純物が付着しています。また、飲食店に行ったり料理を食べたりするときは、レンズに皮脂汚れが付きやすくなります。

メガネクロスでこまめにレンズを拭くのはもちろんですが、それだけでは除去しづらい汚れもあるため、専用のクリーナーや中性洗剤でメガネを洗浄するようにしましょう。この記事では、自宅でできるメガネの洗浄方法を紹介し、メガネが汚れる原因と予防法について解説していきます。

メガネは1日に1回の洗浄が理想的

メガネの洗浄は、できれば1日に1回のペースで行ってください。

1日に1回の洗浄で、メガネの清潔感をキープすることができます。入浴前に洗浄するなど、自分なりのお掃除ルーティンを決めておきましょう。面倒に感じる人は、2日に1回、3日に1回など…自分が継続しやすいペースで、洗浄するようにしてください。

また、チリやゴミが付着したままレンズを拭くと、レンズに傷が付くリスクがあります。チリやゴミが目立つ場合は、一度 レンズを水で洗い流してから、仕上げにメガネクロスで拭くのがおすすめです。

レンズに傷が付く原因に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。

自宅でできるメガネの洗浄方法

メガネは自宅で簡単に洗浄することができます。専用のメガネクリーナーがあると良いですが、中性洗剤(台所洗剤など)でも代替えできます。

用意するものは、タオル(もしくはティッシュ)、メガネクリーナー(もしくは中性洗剤)、メガネクロスがあれば大丈夫です。

これらが用意できたら、以下の手順で洗浄を行ってください。

【メガネの洗浄する際の手順】

  1. 軽く水洗いをしてゴミやホコリを流す
  2. タオル or ティッシュで水分を拭き取る
  3. メガネクリーナー or 中性洗剤をレンズに付ける
  4. 指のはらでクリーナーを伸ばして皮脂汚れを落とす
  5. 水で軽く洗い流す
  6. タオル or ティッシュで水分を拭き取る
  7. 仕上げに、メガネクロスでメガネ全体を拭く

水洗いした後は、必ず乾拭きをして水分を残さないようにしましょう。水分やクリーナーが残っていると、レンズやフレームが劣化する原因になります。

タオルやティッシュで洗う際は、繊維でレンズが傷付かないように、優しく水分を取ってください。

メガネクロスで仕上げるときは、レンズ以外の鼻パッドやメガネのツル(テンプル部分)も一緒に拭きましょう。

メガネの洗浄を自宅で行う場合の注意点

前述で紹介した洗浄方法で、NGな行為は以下の3つがあります。

【洗浄する際のNG行為】

  • お湯の使用
  • アルカリ性・弱アルカリ性洗剤の使用
  • アルコールの使用

レンズやプラスチックは熱に弱いので、お湯は避けて水を使うようにしてください。

また、台所洗剤を使用する際は、必ず中性洗剤にしましょう。アルカリ性・弱アルカリ性洗剤の使用はNGです。

お湯やアルカリ性・弱アルカリ性の洗剤を使用すると、反射防止コートなどレンズの加工にダメージを与えるので、絶対に使用はやめてください。

また、メガネのフレームがセルロイド製の場合、アルコールを使用すると、フレームが変色する可能性があります。

メガネが汚れる原因と予防法

メガネが汚れる原因としては、不純物が付着することにあります。家でも外でもメガネをかけていると、どうしても以下の不純物が付着するでしょう。

【レンズに付着しやすい不純物】

  • 雨や雪
  • 花粉
  • ホコリやゴミ
  • 髪の毛やまつ毛
  • 他人の息

雨や雪、花粉の付着を防ぐのはなかなか難しいです。しかし、外出から室内に戻ってきたタイミングで、こまめにメガネを拭くようにすれば、汚れの蓄積を抑えることができます。

満員電車の移動後や、他人と近距離で会話した後も、メガネを拭くようにしてください。

また、前髪やまつ毛が付着して、レンズが汚れるケースがあります。髪型は、できればメガネにかからないよう、前髪を伸ばし過ぎないようにしてください。

女性の場合は、まつ毛に付いたアイメイクやマスカラで、レンズが汚れるケースがあります。メイクや、目とメガネの距離感に気を付けるようにしましょう。

メガネ屋さんで洗浄してもらうのもおすすめ

もしも職場や自宅の近くにメガネ屋さんがあれば、定期的に洗浄してもらうのもおすすめです。

例えば、メガネのフィッティング調整を定期的に行うついでに、一緒に洗浄してもらうのも良いでしょう。

簡単な洗浄は自宅でできますが、鼻パッドまわりの汚れは自分で落とすのは難しいです。

汚れが目立つ場合は、鼻パッドまわりのパーツ交換をしてもらえるか、お店に相談してみてください。

まとめ

メガネは、1日に1回 洗浄するのが理想的です。面倒に感じる人は、2日に1回、3日に1回と…自分で始めやすいペースで洗うようにしましょう。

もしくは、超音波洗浄器を購入して、メガネ洗浄するのもおすすめです。軽く水の中にメガネを入れるだけで、レンズが綺麗になります。

安いものでしたら、2〜3千円ほどから購入することが可能です。

また、メガネはもちろん、メガネ拭きも定期的に洗う必要があります。

メガネ拭きの洗濯方法に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。

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