ナイロールメガネとは?ナイロールフレームが似合う人を解説

「ナイロールメガネ」というワードは、メガネユーザーでも聞きなれない人が多いと思います。
ナイロールメガネは、レンズの上半分だけを囲っているメガネです。しかし、なぜ「ナイロール」と呼ばれるのでしょうか?
今回の記事では、ナイロールメガネの名前の由来からメリット・デメリット、ナイロールフレームが似合う人について解説していきます。
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ナイロールメガネとは?
ナイロールメガネとは、「レンズの上半分だけフレームが囲っているメガネ」です。リム=フレームなので、別名では「ハーフリム」とも呼びます。
ナイロールのほかにも、「フルリム」や「リムレス」といった種類が存在します。
- フルリム⇒⇒⇒レンズ全体をフレームで囲っているメガネ
- ナイロール⇒⇒⇒レンズの上半分だけフレームが囲っているメガネ
- リムレス⇒⇒⇒レンズがフレームで囲われていないメガネ
また、レンズの下半分だけフレームで囲っているメガネは、「アンダーリム」や「逆ナイロール」と呼びます。
なぜ「ナイロール」と呼ばれるのか?それは、ナイロンの糸を使っていることに由来します。
ナイロールメガネのレンズの下半分には細い溝が掘ってあり、ここにナイロンの糸を通してレンズを固定します。
ナイロンの糸を使っているため、「ナイロールメガネ」と呼ばれるようになりました。
ナイロールメガネをかけたときの印象
ナイロールメガネをかけると、素顔に近い印象を与えやすいです。ナイロールメガネは、上半分しかリムがありません。
そのため、顔をハッキリと見せられるので素顔に近いやわらかい印象になりやすいです。上半分にリムがあることで温和で知的、またはクールな印象もプラスしてくれます。
また、リムの上半分を太くすることで、男性がかけるとキリッとした男らしい印象になります。
ビジネスシーンなど、威厳が求められる場では、リムが太めのナイロールメガネをかけるのもおすすめです。
ナイロールメガネのメリット
ナイロールメガネの特徴は、軽量なものが多くフレームに視界を邪魔されにくいことです。
軽量なものが多い
リムが半分しかないため、フルリムよりも軽いメガネが多いです。今かけているメガネが重く感じる人は、ナイロールメガネに変えてみましょう。
特にチタン素材のナイロールメガネは軽量で強度も高いので、軽くて丈夫なメガネを探している人にはおすすめです。
フレームに視界を邪魔されにくい
リムが上半分しかないナイロールメガネは、フレームが視界の邪魔になることがほぼありません。
パソコンやスマホを操作する際は視線が下に向くため、見え方によるストレスを軽減できます。
仕事でパソコン作業をする人や、勉強をする学生さんにナイロールメガネはおすすめです。
ナイロールメガネのデメリットは?
ナイロールメガネのデメリットは、糸の交換が必要なところです。定期的な糸の交換が必要で、人によっては面倒に感じるかもしれません。
ナイロールメガネは、1年に1回くらいのペースで、糸の交換をするのがおすすめです。糸を交換しないと、ある日急に糸が切れたり緩んだりして、レンズが落下する恐れがあります。
購入したメガネ店であれば、無料で糸を交換してくれる場合が多いです。
ナイロールフレームが似合う人
ナイロールメガネと相性の良い顔の形は、四角顔またはベース顔、丸顔や三角顔です。
四角顔・ベース顔
四角顔やベース顔は輪郭が直線的で、意思が強い印象を持ちます。ナイロールメガネをかけると、メガネが主張しすぎないので顔と馴染みやすく強い印象を和らげます。
レンズ全体がリムで囲まれたスクエア型のメガネを選ぶと、力強い印象が強まるのでナイロールメガネがおすすめです。
丸顔
やわらかく温和な雰囲気の丸顔は、ナイロールメガネが優しさを引き立ててくれます。
ナイロールメガネは顔の印象を縦長に見せる効果があるので、優しさに加えてシャープな印象になりやすいです。
角がある直線的なナイロールメガネをかけると、よりスマートな印象を演出できます。
三角顔
三角顔の人がナイロールメガネをかけると、クールで知性ある印象になりやすいです。
上半分だけにリムがあるナイロールメガネは、顔をスラッと縦に見せる効果もあります。
さらに視線が上に集まりやすいので、顎のシャープさもカバーしてくれます。
まとめ
レンズ下部をナイロン糸で支える「ナイロールメガネ」は、フレームの存在感を抑えつつ、洗練された印象を与えてくれるデザインが魅力です。
軽やかなかけ心地とスマートな見た目を両立し、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンに対応できます。
男性であればリムの上半分を太くすることで、たくましそうな男らしい印象を与えることができます。