面長の人に似合う、似合わないメガネ|おしゃれなメガネの選び方を解説

面長の顔立ちは、メガネ選びで印象が大きく変わる可能性があります。
縦のラインを強調しすぎないフレームを選ぶことで、柔らかな雰囲気やバランスがとれて、おしゃれな雰囲気を演出できます。
似合うメガネを見つければ、顔の印象を引き締めつつ、おしゃれのアクセントにもなる絶好のチャンスです。
今回の記事では、面長の人に似合うメガネと似合わないメガネ、メガネ選びのポイントについて解説していきます。
面長の人が似合うメガネの特徴
面長な人がおしゃれに見えるメガネの特徴は、顔の長さを強調しないメガネです。
顔の長さを強調しないメガネを選ぶ際には、次の3つのポイントを押さえておいてください。
- 縦幅のあるレンズ
- ブリッジ(鼻の部分)やテンプル(耳にかけるつるの部分)の位置が低めなもの
- 曲線的なフレーム
縦幅のあるレンズは、メガネの下の部分を短く見せる効果があるため、顔の長さが強調されにくいです。
ブリッジやテンプルの位置が低めのメガネは、横から見たときに重心が顔の中心に集まるため、顔の長さが強調されにくくなります。
曲線的なフレームは、面長の特徴である顔のシャープさがやわらいで、温和な印象になります。
面長の人が似合うメガネフレーム
面長の人が似合うフレームは、ボストンやウェリントン、アンダーリムです。
ボストンやウェリントンは縦幅があり、曲線的なフレームのため、顔の長さをカバーしてくれます。
面長は、リムが下半分しかないため、顔の長さをバランス良くカバーしてくれます。
ボストン
逆三角形に近い、楕円型のメガネになります。アメリカのボストンで流行ったことから、この名前が付けられました。クラシックな雰囲気があり、男女問わず人気のフレームです。
レンズの縦幅が広めのデザインのため、面長の人には相性の良いフレームになります。顔の長さを強調せず、若々しく知的な印象を与えることができます。
ウェリントン
丸みのある逆台形で、正方形に近い形のフレームです。ウェリントンもボストンと同様にクラシックなメガネで、縦幅も広めのデザインになります。
フレームの太さや素材選びで、個性的に見せられるのも魅力的です。面長の人のなかでも、よりシャープな顔立ちの人が似合います。
アンダーリム
アンダーリムとは、レンズの下半分のみにリム(フレーム)があるメガネです。レンズの上半分はリムがないため、顔の上部が広く見えやすく、面長な印象をやわらげる効果があります。
また、ほかのフレームよりも特徴的なデザインなので、視線をメガネに集めることができ、他人からは顔の輪郭が気になりにくいです。
特徴的なデザインのためアンダーリムをかける際は、自分に似合うデザインをいくつか試着して選ぶことをおすすめします。
面長の人が似合わないメガネフレーム
面長の人が避けた方が良いフレームは、横に長いデザインと、メガネの下半分が目立つものです。
たとえば、スクエアやオーバルのメガネフレームがそれにあたります。また、ハームリム(上半分のみリムがあるもの)も、面長の人には合わせるのが難しいです。
これらのメガネをかけると顔の長さが強調されて、より面長な印象を与えてしまいます。
ただし、縦幅が少し長いスクエアやオーバルであれば、知的でクールな印象を与えることができます。気になったら、とりあえず試着してみましょう。
【スクエアのメガネフレーム】
おしゃれに見せるメガネ選びのポイント
メガネを選ぶ際は、自分に似合うフレームを選ぶことが大切です。それと同時に、試着する際は顔とメガネのバランスの良さに気を付けてください。
顔とメガネのバランスが良くなるためのフレーム選びは、次の3つがポイントです。
【顔とメガネのバランスが良い基本型】
- メガネの縦幅が、眉から顎先までで3分の1程度に収まっていること
- メガネの横幅が、顔の一番広い部分(だいたい目の位置)に合っていること
- メガネの上の縁が、眉の幅の3分の1ほど重なっていること
たとえば面長の人は、ウェリントンのメガネが似合いますが、このポイントを無視すると、たとえウェリントンでも似合わなくなる恐れがあります。
ウェリントンでもフレームが大きすぎると、顔全体がメガネに覆われたような印象になり、アンバランスに見える恐れがあります。
メガネフレームの選び方については、こちらの記事でも詳しく解説しています!
まとめ
面長さんに似合うメガネは、ボストンやウェリントン、アンダーリムのメガネです。縦長のラインを程よく中和し、全体のバランスを整えることで、洗練された印象を演出できます。
似合わないメガネは、スクエアやオーバルといった横長のフレームです。これらのフレームをかける際は、縦幅が少し長いものを試着してみてください。