老眼鏡にも“おしゃれさ”を|おしゃれな老眼鏡を選ぶポイントを解説
「老眼=老人がなるもの」と考える人は多いと思いますが、実は40歳ごろから出てくる症状です。40代前半になると、スマホなどの文字が見えにくくなります。
「老眼鏡は老人のアイテム」と思い込んでいるせいか、老眼鏡ではおしゃれを楽しめないと思っていませんか?
実はそんなことはなく、老眼鏡でもフレームの形やレンズの選び方によって、おしゃれを楽しむことができます。
老眼鏡はおしゃれを楽しめるアイテム
欧米では、メガネのことを『アイウェア(目を着飾る)』と、表現しているのをご存知でしょうか。
アイウェアには、「年齢とともに増える目の悩みを、ポジティブに楽しみたい。」という想いが込められています。
アイウェアには、メガネやサングラスはもちろん、老眼鏡も含まれています。
その影響で、最近では日本でも「老眼鏡をおしゃれに楽しむ」という考えが、徐々に浸透してきました。
次項では、おしゃれな老眼鏡の選び方について紹介します。
おしゃれな老眼鏡の選び方
おしゃれな老眼鏡を選ぶためのポイントは次の2つです。
- フレームの形と素材
- レンズの機能
フレームの形と素材
かけ心地で選ぶなら、しなやかな素材のフレームをおすすめします。
金属製のフレームや超弾性樹脂で作られたテンプルなどのメガネなら、強度がありながら軽量です。そのため、長時間かけていてもストレスになりにくいでしょう。
また、フレームには丸いラウンドから、四角いスクエアなど様々な形があります。顔の大きさや輪郭によって、似合うフレームを何度も試着してみましょう。
仕事でかけるのであれば、ビジネスシーンに合わせて選ぶのもおすすめです。
フレームの選び方、ビジネスシーンのメガネの選び方に関しては以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
レンズの機能
老眼鏡の場合、度数が大きければOKというわけにはいきません。
必要以上に強い度数になると、却って調節力が弱まり老眼の進行が早くなるリスクがあります。また、目にストレスがかかったり、眼疾患の原因になることもあるため、きちんと使用シーンに合ったメガネを作成する必要があります。
【老眼の距離と具体的なシーン】
- 30cm以内:スマホや文庫本の文字を見る
- 40cm以内:タブレットや雑誌の文字を見る
- 60cmほど:パソコンの文字を見る
- 60cm以上:新聞の文字など
以上のようなシーンで、最適な距離を保てるようにレンズを選ばなければいけません。
また、スマホやタブレット、パソコンの文字を見る場合は『ブルーライトカット』のレンズを選ぶようにしましょう。
ちなみにGlass Factoryでは、老眼の場合は遠近両用レンズをおすすめしています。遠近両用レンズについては、以下の記事も合わせて参考にしてください。
中近レンズという選択肢も
パソコンの文字を見る場合は、老眼鏡よりも中近レンズの使用をおすすめします。
中近レンズは「近く〜中距離」が見えるように設定されているレンズです。具体的には『手元〜4mくらいの距離』が見えるようになっています。
中近レンズが最適なシーンは、以下の通りです。
- パソコンのモニターを見る
- テレビを見る
- スマホやタブレットを見る
- 読書をする
- 料理をする
- 掃除や洗濯をする
中近レンズに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
まとめ
老眼は加齢によって起こるので、多くの人にとって避けることのできない症状です。
「おしゃれな老眼鏡をファッションアイテムとして楽しむ」そんなポジティブな考え方で、是非お気に入りの一本を探してみて下さい。レンズに関しては、かけ外しがいらない遠近両用レンズや、中近レンズを選ぶのがおすすめです。