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メガネとサングラスの2役「2WAYグラス」とは?特徴を解説

メガネとサングラスの両方の機能を兼ね備えたアイテムとして、2WAYグラスがあるのをご存知でしょうか?

2WAYグラスとは、メガネの上からマグネットでサングラスを取り付けるアイウェアです。メガネからサングラス、サングラスからメガネへと手軽に切り替えられ、近年注目されているアイウェアになります。

こちらでは、2WAYグラスの特徴からメリット・デメリット、2WAYグラス以外の2役アイウェアについて解説していきます。

「2WAYグラス」とは?

2WAYグラスとは、メガネとサングラスの両方の機能を持つアイテムです。大きな特徴としては「マグネット式で、度付きメガネが手軽にサングラスになる」という点です。

2WAYグラスは、メガネの上にサングラスのフレームを重ね付けして使用します。マグネット式で着脱できるため、簡単にメガネからサングラス、サングラスからメガネへの切り替えが可能です。

普段からメガネをかけている人は、サングラスを使う場面では、わざわざかけ直す手間が発生します。

2WAYグラスはメガネからサングラスにかけ直す手間がなく、今かけているメガネの上からサングラスを装着することができます。

「2WAYグラス」のメリット・デメリット

こちらでは、2WAYグラスのメリットとデメリットについて解説していきます。

「2WAYグラス」のメリットは、スマートなかけ心地と持ち運びやすさ

2WAYグラスはマグネット式でぴったりと重なるため、見た目の違和感がなくとてもスマートです。

最近の2WAYグラスは、マグネットに加えてクリップやフックも採用しており、サングラスが外れにくく浮きにくい仕組みになっています。そのため、サングラスとメガネがぴったりと付くので、隙間からの光の入り込みも防止できて、クリアな視界を保てます。

また、軽量化を追求したアイテムも豊富に揃っています。メガネとサングラス、どちらも用意する必要がなく、サングラスの部分は軽いものが多いので、持ち運びにも便利です。

「2WAYグラス」のデメリットは特にない。

2WAYグラスのデメリットは特にありませんが、強いて言えば、2WAYグラスは、リムにマグネットを組み込みます。そのため、リムレスやツーポイントといった、ふちなしメガネを選べないのがデメリットになります。また、ガラスレンズの使用も難しいです。

ただし、近年ではフレームのデザインは豊富になるため、ふちなしでなくても自分に合うメガネを選ぶことができます。

「どうしてもリムレスやツーポイントが良い。」という人以外は、ここはデメリットにはならないでしょう。

メガネとサングラスの2役は「2WAYグラス」だけではない

メガネとサングラスの2役になるのは、2WAYグラスだけではありません。「跳ね上げ式メガネ」や「調光レンズ」といったメガネも、メガネとサングラスの2役を担うことができます。

レンズの部分を持ち上げて使用する「跳ね上げ式メガネ」

跳ね上げ式メガネとは、上の画像のようにレンズの部分を持ち上げて使用するメガネのことです。

跳ね上げる部分にレンズが1枚入った「単式レンズ」から、フレーム本体に1枚、跳ね上げ部分に1枚での計2枚の「複式レンズ」があります。

メガネとサングラスの2役を担うのは、複式レンズです。見た目もおしゃれで、運転中やアウトドアで作業しているときも、すぐにメガネからサングラスに切り替えることができます。

デメリットとしてはレンズが2枚になるので、通常のメガネよりも重さを感じやすいところです。

跳ね上げ式メガネについては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

紫外線に反応してメガネとサングラスの色が変わる「調光レンズ」

調光レンズとは、紫外線の量や気温の高さによって、色が濃くなったり薄くなったりするレンズです。そのため、紫外線が少ない室内ではメガネ、紫外線が多い屋外ではサングラスとして使えます。

2WAYグラスや跳ね上げ式メガネと大きく違うのは、1枚のレンズでメガネにもサングラスにもなるところです。レンズ1枚で完結するので、2WAYグラスよりも荷物が少なくなり、跳ね上げ式メガネよりも軽量なのが魅力的です。

デメリットとしては、色が付くまでに約30秒、色が抜けてクリアになるまでに約2分と、色が変化するまでに少々時間がかかります。

調光レンズについては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

「2WAYグラス」は、メガネとサングラスを手軽に切り替えたい人におすすめ

メガネとサングラスの2役になるのは、跳ね上げ式メガネや調光レンズがあります。これらのなかで、メガネとサングラスを気軽に使い分けることができるのが、2WAYグラスです。

跳ね上げ式メガネは、メガネとサングラスが一体となっているため、ビジネスシーンでは目立ってしまい使いにくいです。

また、跳ね上げ式メガネは重量感があります。重さで疲れやすくなるため、長時間の使用には向いていません。

プライベートやビジネス、車の運転など場面に合わせてメガネとサングラスを気軽に切り替えるなら、跳ね上げ式メガネよりも2WAYグラスがおすすめです。

調光レンズの場合は、紫外線の量や気温によってレンズの濃さが変わります。ただし、色が付くまでに約30秒、色が抜けてクリアになるまでに約2分と、変化するまでに少々時間が必要です。

2WAYグラスはサングラスを簡単に着脱できるため、メガネとサングラスの切り替えが、調光レンズよりもしやすいです。

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