自転車の運転でメガネをかけるのは危ない?自転車用メガネの選び方を解説

メガネユーザーの場合、自転車の運転中にレンズが傷付かないか気になる人はいると思います。また、雨天の運転でレンズが濡れたり、早朝はメガネが曇ったりしないか気になるところです。
今回の記事では、自転車の運転でメガネをかけるのは危ないのか?という懸念点について回答したり、自転車の運転に向いているメガネの選び方について解説したりします。
自転車でメガネをかけるのは危ない?疑問を解説
「自転車の運転で、メガネをかけるのは危ないのではないか?」
そう思う人には、次の懸念点があると思います。
- 雨天時の運転では、レンズが雨に濡れて危なそう
- 運転中にメガネが曇ったら、事故に繋がりそう
- 細かいチリやホコリが飛んできて、レンズに傷が付かないか気になる
こちらでは、そのような疑問・質問について解説していきます。
Q.自転車の運転でメガネをかける際、雨天時の対処法はどうすれば良いですか?
A.レインコートを着てフェイスシールドを着用すると、メガネレンズが雨に濡れることはありません。
ただし、雨天中に自転車を運転するのは危険です。2024年11月から、傘をさしながらの運転が禁止になりました。そのため突然の雨を除いては、雨天中に自転車を運転するのはやめましょう。
Q.運転中にメガネが曇る場合、どう対処すれば良いですか?
A.曇り止めクリーナーや、曇り止めクロスを使ってください。
現在ネット通販では、メガネレンズ用の曇り止めクリーナーやクロスを、2,000円前後で購入することができます。
Q.自転車の運転で、メガネに傷が付かないか気になります。どうすれば良いですか?
A.傷防止コーティングを施工してください。
現在ネット通販では、メガネレンズ用のコーティング剤を、2,000円前後で購入することができます。
自転車の運転に向いているメガネの選び方
自転車に向いているメガネとして、次の選び方を参考にしてください。
- フィッティングが良く、ずり落ちない
- 視界が広いフレームサイズ
- 傷が付きにくいレンズ(傷防止コーティング)
フィッティングが良く、ずり落ちない
メガネをかけて普通に生活しているだけでは、メガネが頻繁にずり落ちることは少ないでしょう。しかし、自転車で運転する場合は、風の影響を受けてメガネがずり落ちてくる場合があります。
また、ロードバイクやクロスバイクの場合は姿勢が前に傾くため、メガネが重力でずり落ちやすくなります。
現在ではツルを自由に変えられるメガネも販売されているので、自転車に乗るときに使用するのも良いでしょう。
また、メガネを購入する際は自転車に乗ることも想定して、フィッティングにこだわってください。メガネは時間が経つとずり落ちやすくなるので、月に1回の頻度でフィッティングを行うと、ずり落ちることが少なくなります。
視界が広いフレームサイズ
自転車の運転中は、視界が広いことに越したことはありません。交差点で周囲を見渡したり、道の横から歩行者や車が出てこないかを確認したりなど、瞬時に判断するためには視界が広い方が良いです。
そのため自転車の運転には、レンズやフレームが大きめのメガネの方が、視界が広くなります。
傷が付きにくいレンズ(傷防止コーティング)
自転車で運転すると、細かいゴミなどが目に飛んでくるリスクがあります。メガネをかけて自転車を運転し続けると、時間が経過して知らないうちに、レンズが傷だらけになってしまうケースがあります。
現在では、傷防止コーティングが施されたレンズが存在します。そのためメガネをかけて自転車を運転する場合は、傷が付きにくいレンズに買い替えるのがおすすめです。
眩しさが気になるなら「調光レンズ」がおすすめ
調光レンズは、紫外線の量や温度によってレンズの濃度が変化するレンズです。日差しの強い屋外ではサングラスのように濃い色のレンズとなり、眩しさを軽減してくれます。
反対に、紫外線が届きにくい室内などでは、通常のメガネ同様のクリアなレンズとなります。1つ2役のレンズなので、自転車通勤をされる人にとっては、ピッタリのレンズです。
調光レンズについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!
通勤、サイクリングならロードバイク用サングラスをかける
通勤やサイクリングで自転車を運転する機会が多いなら、ロードバイク用のサングラスをかけるのがおすすめです。
ロードバイク用サングラスであれば、サイズが大きいものが多く目を保護できます。度付きのものから、メガネの上からかけられるオーバーグラスもあるので、自分に最適なものを選びましょう。
通勤用でかけるならレンズカラーは「ブルー」のものが、サイクリングでかけるなら「グリーン」や「イエロー」のサングラスがおすすめです。
ロードバイク用サングラスについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!
まとめ
選び方さえ間違えなければ、自転車でメガネをかけるのは危なくありません。傷防止コーティングのレンズであれば、自転車の運転中も安心です。
レインコートを着てフェイスシールドを着用すると、メガネレンズが雨に濡れることはありません。しかし、雨天時に自転車を運転するのは危険です。雨が降っているときは、できるだけ自転車を運転しないようにしましょう。