メガネで耳が痛くなる原因は?まずはフィッティング・調整をしてみよう
「メガネをかけると耳が痛くなる」
「今までメガネをかけても何ともなかったけど、急に耳が痛くなった」
こんなときは、メガネのフレームが自分の顔にしっかりとフィットしていない可能性が高いです。
フィットしていないと言っても、具体的にどの部分がフィットしていないのでしょうか?
また、フィットしていないときは、どのように解決すれば良いのでしょうか?今回の記事では、耳が痛くなる原因と対処法について解説します。
メガネで耳が痛くなる原因
メガネがフィットしていない
メガネをかけて耳が痛くなる原因は、フレームのテンプルが正しくフィットしていないからです。
テンプルとは、上記画像のようなメガネを耳にかける、棒状のパーツのことを指します。以下の状態のときは、テンプルがフィットしていないと思ってください。
- 耳が引っ張られるような感覚がある
- メガネが頻繁にずり落ちる
- 必要以上にメガネが傾く
テンプルの位置の確認方法
前述のような感覚がなくても、テンプルがフィットしていないことがあります。
そのような場合は、家族や友人などに協力してもらってテンプルの位置を確認してみましょう。
【テンプルの位置の確かめ方】
- 左右どちらかの耳を後ろから押さえる
- 他人にテンプルの位置がどのあたりにあるかを見てもらう
- 正しい位置:テンプルの先が耳の付け根に沿って曲がっている
- 正しくない位置その1:テンプルが短すぎる(耳の付け根の上の部分が空いている状態)
- 正しくない位置その2:テンプルが長すぎる(耳の付け根の後ろ部分が空いている状態)
もしもテンプルの位置が正しくない場合は、次に紹介する対策をしてみて下さい。
メガネで耳が痛い場合の対処法
メガネで耳が痛い場合の対処法としては、以下の3つが挙げられます。
- テンプルを調整する
- ストッパーグッズを装着する
- メガネを買い替える
テンプルを調整する
メガネ店でテンプルを調整してもらいましょう。現在では、無料でメガネのフィッティング・調整をしてくれる店舗さんもあります。
自分でテンプルの調整をするよりも、専門家にお任せした方がベストです。テンプル以外にも、鼻パッドの位置やレンズの角度がズレているかもしれません。
できれば耳が痛くなる前に、3ヶ月に1度くらいのペースで、定期的にフィッティング・調整するのがおすすめです。
メガネを買い替える
フィッティングや調整をしたりストッパーグッズを装着しても解決しない場合は、メガネを買い替えましょう。テンプルはもとより、そもそもメガネ自体が、自分の目や顔の形に合っていない可能性があります。
そのため、今度は以前購入したメガネ店とは別の店舗に行き購入してみるのも良いでしょう。買い替える際は、以下のことを必ずスタッフに相談するようにしてください。
- メガネをかけると耳が痛くなること
- フィッティング・調整をしても解決しなかったこと
これらを相談した上で、今度は自分にベストなメガネを購入しましょう。
耳が痛い状態を放置しておくと…
メガネをかけて耳が痛い状態を放置しておくと、以下のリスクを引き起こします。
- さらなる視力の低下を招く
- 眼精疲労を引き起こす
- 頭痛や肩こりを引き起こす
- 動いた際にメガネが落下する
さらなる視力の低下を招くと、今度はレンズの度数と視力が合わなくなり、眼精疲労・頭痛・肩こりを引き起こしやすくなります。
また、メガネが頻繁にずり落ちると、メガネが落下して破損に繋がるリスクがあり危険です。
まとめ
メガネをかけて耳が痛くなる場合は、テンプルがしっかりと耳にかかっていないと思って良いでしょう。
できれば、すぐにメガネ屋さんに行きフィッティング・調整をするようにしてください。3ヶ月に1度のペースでフィッティング・調整をすると、耳が痛くなるのを事前に防ぐことができます。
放置しておくと眼精疲労などのリスクがあるので、早めの対処が肝心です。