メガネがずり落ちる原因や対処法|メガネがずり落ちない取り扱い方を解説

メガネがずり落ちてくると、気になって仕事や勉強に集中できなくなる人もいるでしょう。
また、せっかく気に入ったデザインのメガネを購入しても、ずり落ちてくると見た目的に魅力が半減してしまいます。
今回の記事では、メガネがずり落ちてくる原因や対処法、メガネがずり落ちない取り扱い方について解説していきます。
メガネがずり落ちる原因
メガネがずり落ちてくる原因は、主に次の2つです。
- フィッティングのズレ
- 鼻パッドの摩擦力低下や歪み
フィッティングのズレ
メガネを作ったときは顔の形にピッタリ合っていたとしても、数ヶ月も経過すれば顔の形とフレームの形がズレてきます。鼻パッドや耳のかかり加減のズレ、ネジが緩んで横幅が広がっているのが原因です。
そのためメガネがずり落ちてきたら、メガネ店でフィッティング調整してもらうようにしてください。
鼻パッドの摩擦力低下や歪み
メガネがずり落ちてくるのは、鼻パッドの摩擦力が落ちてきていたり、鼻パッド自体が歪んでいたりきたりします。
鼻パッドはゴム素材のため、使用期間が長いと経年劣化で摩擦力が落ちてきます。そのため、摩擦力が落ちてメガネがずり落ちてしまうのです。
またメガネに衝撃が加わることで、鼻パッド自体が歪んでメガネがずり落ちることがあります。
メガネのずり落ちを放置するとどうなる?
メガネのずり落ちを放置すると、次のようなデメリットがあります。
- 見え方に影響が出る
- 疲れ目になりやすい
- だらしない印象を与える
- メガネが落下して壊れる
フィッティングがズレると、レンズと目の距離もズレてたり、左右のレンズが平行でなかったりするため、見え方に影響が出ます。
視野の歪みや広さがズレて、疲れ目になりやすかったり、眼精疲労の原因になったりするでしょう。
そして、メガネのずり落ちは、見た目的にもだらしない印象を他人に与えがちです。最悪の場合は、ちょっとした動きでメガネが落下して、壊れるリスクがあるでしょう。
メガネがずり落ちるのを改善する方法
メガネのズレを治したい場合は、次の方法を試してください。
- お店でフィッティング調整をする
- 鼻パッドを交換する
- ずり落ち防止グッズを使用する
お店でフィッティング調整をする
「メガネがずり落ちてきた。」と感じたら、メガネ専門店でフィッティング調整をしてもらうのが、最も手っ取り早いでしょう。
購入したメーカーや店舗問わず、無料でフィッティング調整をしてくれるメガネ専門店が、現在は多く存在します。3ヶ月に一度は、メガネ店でフィッティング調整してもらうのがおすすめです。
鼻パッドを交換する
鼻パッドの摩擦力が低下している場合は、メガネ専門店で鼻パッドを交換してもらってください。
メイクをする女性、顔の皮脂が気になる男性などは、ナイロン製の鼻パッドに交換してもらうのがおすすめです。
ずり落ち防止グッズを使用する
市販されている、メガネのずり落ち防止グッズの使用も効果的です。たとえば、鼻パッドに貼り付けるシリコンシール、フレームに装着するピタリングやメガロックなどの商品があります。
メガネのずり落ち防止グッズは、インターネット通販で500〜600円ほどから購入可能です。また、ダイソーなどの100円ショップで、シリコン製のメガネストッパーが販売されています。
メガネがずり落ちるのを防止する方法
メガネがずり落ちるのを防止するには、メガネの取り扱い方が大切です。メガネを取り扱う際は、次の4つの行動を意識してください。
- メガネを取り扱う際は両手で
- メガネケースに保管する
- 鼻パッドを清潔に取り扱う
- 熱や蒸気に気を付ける
メガネを取り扱う際は両手で
メガネを取り扱う際に両手を使うことは、ずり落ちを防ぐための基本的な方法です。片手で扱うとフレームに負担がかかり、歪みや変形の原因となります。
両手でテンプル部分を持ち、均等に力を加えて着脱することで、メガネの形状を保ちやすくなります。
また、丁寧な取り扱いはフィット感を維持し、快適な装着感を長く保つことにもつながります。日常的に心がけることで、メガネの寿命を延ばす効果も期待できます。
メガネケースに保管する
メガネを使用しないときは、専用のメガネケースに保管することで、ずり落ちを防ぐ効果があります。ケースに入れることで、フレームや鼻パッドが外部からの圧力や衝撃を受けるのを防ぎ、形状を維持しやすくなります。
また、持ち運び時の摩擦や汚れの付着を防ぐことができます。日常的にケースを活用する習慣をつけることが大切です。
鼻パッドを清潔に取り扱う
鼻パッドを清潔に保つことは、メガネのずり落ちを防ぐために重要です。汗や皮脂が付着すると滑りやすくなり、ズレの原因となります。
メガネクロスや専用クリーナーで定期的に拭き取ることで、摩擦力を維持して安定した装着感を保てます。また汚れがひどい場合は、鼻パッドの交換を検討してください。
熱や蒸気に気を付ける
メガネのずり落ちを防ぐためには、熱や蒸気に注意することが重要です。高温環境や蒸気にさらされるとフレームが変形したり、鼻パッドが劣化したりする恐れがあります。
たとえば、サウナや銭湯に入る際は、メガネを外してケースに保管しましょう。また、ドライヤーの熱風が直接当たらないようにすることも大切です。
適切な取り扱いで、メガネの形状とフィット感を長く維持できます。
【疑問】メガネがずり落ちやすい、についてのよくある質問
こちらでは、メガネがずり落ちやすいときに気になる、疑問について解説していきます。
Q.鼻が低いとメガネがズレやすい?
A.鼻が低い場合、メガネが顔にしっかりフィットせず、ズレやすくなることがあります。
鼻パッドが浮きやすく、メガネが安定しないため視界が歪んだり、頻繁に位置を直す必要が生じることもあります。
この問題を解決するには、鼻パッドの調整が可能なメガネを選ぶことが重要です。さらに、滑り止め効果のある素材やデザインを採用したフレームを選ぶことで、快適な装着感を得られます。
Q.メガネがずれるとき、自分で調整しても大丈夫?
A.メガネのネジを締めるだけなら大丈夫です。
フレームや鼻パッドの調整は、必ずメガネ店で行ってください。たとえば、自分でドライヤーを使って温めて曲げると、変形したり破損したりする恐れがあります。
ネジを締める際は、レンズに傷がつかないようにクロスで覆うのがおすすめです。
まとめ
メガネがずり落ちるのは、フィッティングのズレが大きな要因です。メガネを購入してから、しばらくフィッティング調整を放置していませんか?
「まぁ、いいか。」と放置していると、最悪の場合は疲れ目や眼精疲労に繋がります。メガネがずり落ちるのを感じたら、近所のメガネ専門店でフィッティングが合っているかどうか、見てもらうようにしてください。