メガネの知識

偏光レンズでの運転は危険?運転に適した偏光サングラスのおすすめの選び方を解説

スポーツやアウトドアが趣味の人は、偏光レンズや偏光サングラスについて馴染みがあるかもしれません。

ギラついた光である、反射光をカットしてくれる偏光レンズは、車を運転する際の使用にも適しています。

この記事では偏光レンズの解説から、運転に適した偏光サングラスのおすすめの選び方について紹介していきます。

偏光レンズとは

偏光レンズとは、サングラスやメガネに使用されるレンズの一種で、ギラついたまぶしさを抑える効果があります。

ギラついたまぶしさとは、主に以下のような光です。

  • 太陽光による、路面や水面のギラついた光
  • 車のボディやビルの窓ガラスの反射光
  • スキー場など、積雪に反射した光

偏光レンズは、これらの不快な反射光をカットして視界をクリアにしてくれます。そのため、スポーツやアウトドアなど外で活動する際に、偏光サングラスをかけることはおすすめです。

偏光レンズの仕組みとして、レンズとレンズの間に、特殊なフィルターが挟み込まれています。紫外線や反射光をカットし、目に優しい自然光だけを通すのが偏光レンズの働きです。

偏光レンズについては、以下の記事でも詳しく解説しています!

偏光サングラスで運転する際のメリット

運転する際に、偏光サングラスをかけるメリットは以下の3つです。

  • 視認性のアップ
  • 夜間の運転にも使える
  • 反射光による眼の負担を軽減できる

視認性のアップ

偏光サングラスをかけることで、車のボディやガラスの反射光を抑えられるため、視認性がアップします。

そのため、前方の視界や計器の見やすくなり、視界がクリアになりやすいです。視界がクリアになれば、事故防止にもつながります。

夜間の運転にも使える

まぶしさを感じるのは、日中だけとは限りません。夜間の場合も、対向車のヘッドライトや街のネオンなど、まぶしさを感じるシーンがあります。

そういったシーンに対応するために、夜間でも偏光サングラスをかけることで、視界をクリアにすることができます。

反射光による眼の負担を軽減できる

反射光自体が、そもそも眼にかかる負担が大きいです。乱反射した光が眼に入ると強い疲労やストレスを引き起こすと言われています。

運転中は車のボディやガラスの反射光、路面の照り返しなど様々な乱反射が眼に入りやすいです。

偏光サングラスをかけることで、乱反射光による眼への負担軽減を期待できるため、より安全で快適なドライブができます。

偏光サングラスで運転する際のデメリット

運転する際に、偏光サングラスをかけるデメリットとして感じられるのが、カーナビや計器の液晶画面が確認しづらくなることです。

運転中に偏光サングラスをかけると、見る角度によってはカーナビや計器の液晶画面が見づらくなるケースがあります。

これは、液晶画面の偏光フィルターが、サングラスの偏光フィルムと干渉することで起こる現象です。

そのため偏光サングラスを購入する際は、モニターとの相性に問題がないか確認する必要があります。

運転用に偏光サングラスを購入する際の、おすすめの選び方

運転用に偏光サングラスを購入する際に注目するのが、「可視光線透過率」と「レンズの色」です。

可視光線透過率

運転中にサングラスをかける際は、可視光線透過率に注意しなければいけません。

日本産業規格(JIS規格)では、運転する際のサングラスについて、以下の基準が設けられています。

  • 視感透過率8%以下のレンズは、運転用または道路での使用を目的としていないため適さない
  • 分光透過率500〜600nmの波長域での分光透過率の最小値が、0.2視感透過率(20%以上)であること
  • 昼間の運転時には、視感透過率が8%を超えていること
  • 夜間の運転には、視感透過率が75%以上であること
  • 運転用または道路での使用に適するために、赤、黄、緑、青の色を識別できる色調であること(信号の誤認識防止)

出典:サングラス | 消費者庁

ただし「可視光線透過率8%」は、一般的なサングラスとしてもかなり暗いため、運転中は視界を確保しにくいです。

そのため、昼間にかけるなら「可視光線透過率20〜45%」ほどのものを選ぶのがおすすめです。

Q.可視光線透過率とは?

可視光線透過率とは、光をどれくらい通すかという数値です。

可視光線透過率0%=全く光を通さない真っ暗な状態、可視光線透過率100%=全ての光を通す裸眼と同じ状態となり、可視光線透過率が低くなるほど、まぶしさを軽減できます。

レンズの色

レンズの色ですが、これは昼間と夜間で色の選び方が異なります。

昼間の運転では、グリーン・グレー・ブラウンがおすすめです。反射光のまぶしさを抑えつつ、信号や周囲の風景も見やすくなります。

夜間の運転用では、イエロー・オレンジがおすすめです。車のヘッドライトはブルー系の光になり、ブルー系の光をカットするのには、イエロー系のレンズが有効だからです。

Glass Factoryおすすめ!運転用レンズ「ZEISS DriveSafe Lenses」

Glass Factoryが、運転用のメガネとしておすすめしているのが「ZEISS DriveSafe Lenses」です。

これはサングラスではなく、あくまでドライブに適したレンズと思ってください。

「ZEISS DriveSafe Lenses」が、運転に適しているポイントは以下の5つです。

  • 暗がりでもより安全でより快適な運転を可能にする良好な視界
  • 対向車や道路照明によるぎらつきの軽減
  • 道路、ダッシュボード、バックミラーやサイドミラーがはっきり見える設計
  • 遠近両用にも対応
  • オプションで、調光レンズや偏光レンズの機能を加えることも可能

参考:ZEISS DriveSafe Lens

「ZEISS DriveSafe Lenses」なら日中はもちろん、夕方や夜間でもクリアな視界で運転することができます。また、遠近両用や偏光レンズにも対応しているので、自分に合ったメガネの購入が可能です。

「ZEISS DriveSafe Lenses」については、Glass Factoryでお取り扱いがございます。

Glass FactoryのWEBや電話から、どうぞ気軽にお問い合わせください。

  • Glass Factory公式サイト

URL:https://glassfactory-shop.jp/

  • GLASS FACTORY ヒルトン梅田店

電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

  • GLASS FACTORY 堀江店

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