偏光レンズとは?メリット・デメリットやおすすめサングラスを紹介
夏の日差しは紫外線も気になりますが、路面やガラス窓に反射した「ギラついた光」も気になります。
これらの反射光をカットしたいなら、「偏光レンズ」のサングラスがおすすめです。
偏光レンズは、特殊なフィルターをレンズの間に挟むことで、反射光をカットしてくれます。
この記事では、偏光レンズの特徴からメリット・デメリット、おすすめの偏光レンズについて解説していきます。
偏光レンズとは
偏光レンズとは、サングラスやメガネに使用されるレンズの一種です。
夏場になると日光が路面や水面、ビルの窓ガラスや車のボディに反射して、ギラついたまぶしさを感じることがあります。冬の場合は、スキー場など積もった雪に日光が当たると、ギラついたまぶしさを感じやすいです。
偏光レンズとは、そういった不快な反射光をカットして、視界をクリアにしてくれます。
偏光レンズの仕組みとして、レンズとレンズの間に、特殊なフィルターが挟み込まれています。紫外線や反射光をカットし、目に優しい自然光だけを通すのが偏光レンズの働きです。
偏光レンズのメリット・デメリット
こちらでは、偏光レンズのメリットとデメリットについて解説していきます。
偏光レンズのメリット
偏光レンズのメリットとして、アウトドアや車の運転などで感じるまぶしさをカットできることです。
- 釣りをするときの水面のまぶしさ
- 運転中の道路や対向車の乱反射
- ゴルフをするときの芝のまぶしさ
- スキーやスノーボード時の雪面のまぶしさ
以上のようなシーンのまぶしさを、全てカットできるので、スポーツや運転も気軽に楽しめます。
まぶしさをカットできることで、目の負担が軽減され目が疲れにくくなるのもメリットです。
偏光レンズのデメリット
偏光レンズのデメリットとして、熱と水に弱いことが挙げられます。偏光レンズは多層構造になっているため、高温を加えると構造自体にズレが生じてしまうリスクがあります。
また、水を長時間浴びてしまうと、偏光膜に水分が浸透して変形することもあります。
そのため「高温多湿の場所に放置しない」「雨ざらしにしない」など、使用するときは丁寧に扱ってください。
偏光レンズの寿命は?
偏光レンズにも寿命があることをご存知でしょうか?こちらでは、偏光レンズの寿命や寿命の伸ばし方について解説していきます。
偏光レンズの寿命は3年~5年
偏光レンズの寿命ですが、プラスチック素材のレンズは3年〜4年、ガラス素材の偏光レンズは5年ほどです。
反射光をカットする偏光膜(偏光フィルム)には、可視光を吸収する「ヨウ素」が含まれています。
偏光膜のヨウ素は、紫外線を浴びると効果が弱まるため経年劣化していき、多くは3〜4年ほどが寿命です。
また、レンズの間に偏光膜を挟み込んでいると、フィルター層に空気や水分が入り込んで劣化します。
レンズが変色・色抜けを起こしたときは寿命のサインなので、メガネやサングラスを買い替えるときです。
偏光レンズの寿命を長くする方法
偏光レンズの寿命を長くするには、保管方法に気を付けてください。偏光レンズのデメリットでも紹介しましたが、偏光レンズは熱や水に弱いです。
メガネをかけないときは、しっかりとケースに保存するようにしてください。特に夏の車内に置く場合は、必ずケースにしまうようにしましょう。
また、釣りやスキー・スノーボードをするときは、水に濡らしたり雪の中にサングラスを落としたりしないようにしてください。
Glass Factoryおすすめ「ZEISS」の偏光サングラスレンズ
Glass Factoryがおすすめする偏光レンズは、「ZEISS」の偏光サングラスレンズです。
ZEISSの偏光レンズは、反射光はもちろん紫外線A波とB波から100%保護します。そのため、ギラつきによる目の負担軽減はもちろん、紫外線による目のダメージも受けにくいです。
カラーも6種類と豊富で、自分にマッチしたサングラスを選べます。