メガネの知識

メガネのレンズが外れた!レンズが外れる原因や直し方を解説

メガネから突然レンズが外れたら焦るかもしれませんが、場合によっては自分で直したり応急処置をしたりすることが可能です。

この記事ではメガネのレンズが外れる原因、メガネのレンズが外れたときの直し方や応急処置について解説していきます。

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メガネのレンズが外れる原因

レンズが外れる原因としては、以下の3つが考えられます。

  • パーツの緩みや劣化
  • レンズやフレームの変形
  • レンズの削りすぎ

こちらでは各原因について、詳しく解説していきます。

パーツの緩みや劣化

メガネがフルリムやリムレスの場合はネジが、ナイロールの場合はナイロン糸が緩んだり劣化したりすることでレンズが外れます。

メガネのネジは使用しているうちに緩んでくるので、定期的に締め直してください。ナイロールメガネの場合、糸が伸びて緩んできたらナイロン糸を交換しましょう。

レンズやフレームの変形

レンズやフレームの変形により、メガネからレンズが外れることがあります。レンズやフレームが変形する原因は、主に以下の3つです、

  • メガネを踏んだり落としたりした
  • メガネをかけたまま寝落ちした
  • 夏の車内など、高温多湿な場所にメガネを放置した

メガネを踏んだり落としたりする、またはメガネをかけたまま寝落ちしたりすると、衝撃によりレンズやフレームが変形します。

また夏場の車内やサウナなど、高温多湿の場所にメガネを長時間置くと、暑さでフレームやレンズに収縮や変形が起きて歪みが生じ、レンズが外れやすくなります。

レンズの削りすぎ

レアケースですが、メガネを購入する際にレンズを加工しますが、そのときにレンズを削りすぎたことによりメガネからレンズが外れやすくなります。

「買ったばかりのメガネなのに、何故かレンズが外れやすい。」その場合は、レンズの削りすぎが原因かもしれません。

基本的に多くのメガネ店では、購入後の保証などアフターサービスが充実しているお店が多いです。削りすぎでレンズがメガネから外れる場合は、無料で交換してくれないか、購入したメガネ店に確認してみてください。

メガネのレンズが外れたときの直し方や応急処置

こちらではフルリムやナイロールなど、メガネの種類ごとにレンズが外れたときの応急処置や直し方について解説していきます。

フルリムメガネ

フルリムメガネでも、セルフレームとメタルフレームでは直し方が異なります。

セルフレーム

プラスチック素材で作られたセルフレームは、外れたレンズをフレームの溝に合わせてハメこみます。

先にリムの上側からレンズを入れて、鼻側から外回りに少しずつ押し込んでいけば、上手にハマりやすいです。

ただし強引にハメようとすると、力が加わりすぎてレンズが割れてしまうことがあるので注意してください。

メタルフレーム

金属素材で作られたメタルフレームは、ネジの緩みによりレンズが外れることが多いです。そのため専用のドライバーを使って、ネジを締め直してください。

レンズを囲っているフレームの切れ目にネジ止めがあるので、ネジ山やネジ穴を潰さないよう、慎重に締め直してください。

リムレスメガネ(ツーポイント)

ふちなしのリムレスメガネは、レンズ自体にネジ穴が開いているため、レンズが外れる場合はネジを留めるナットが外れかかっている可能性が高いです。

メタルフレームのネジを締め直すよりも力加減が難しいので、無理して直すとレンズの破損に繋がるかもしれません。

「自分での修理は無理!」と感じたら、メガネ店に行って修理してもらいましょう。

ナイロールメガネ

ナイロールメガネの場合は、レンズを留めているナイロン糸が伸びきっている可能性があります。この場合はナイロン糸の交換が必要なので、メガネ店で新しいナイロン糸に取り換えてもらってください。

メガネのレンズが外れた場合の「NG」な直し方

レンズが外れたときのNGな対処法は、瞬間接着剤などを使用して、強引にくっつけようとすることです。

そもそもメガネのパーツは細く接着面が狭いため、接着剤ではしっかりフレームに固定することはできません。

また接着剤がレンズに付着すると、白化したりコーティングの効果がなくなったりする危険性があります。

メガネのレンズが頻繁に外れる場合は、お店での修理かメガネの買い替えを

メガネのレンズが頻繁に外れる場合は、自分で対処するのは難しいので、メガネ店に相談して本格的に修理してもらうか、メガネの買い替えを検討してください。

購入したメガネ店の場合、保証期間内なら修理代が安くなることがあります。また長年メガネをかけている場合は、買い替えの時期です。

レンズの寿命は3年ほどなので、購入から3年以上経過している場合は、修理よりもメガネの買い替えをおすすめします。

レンズの寿命については、以下の記事でも詳しく解説しています。

メガネのレンズが外れたときのまとめ

メガネのレンズが外れたときは、今回紹介した直し方を参考に、まずは自力で対処してみてください。

自分で直すのが難しかったり、メガネのレンズが頻繁に外れたりする場合は、メガネ店に修理をお願いしましょう。

メガネを購入して3年以上経過しているなら、レンズが寿命を迎えているかもしれません。「良いタイミングだ。」と思い、メガネの買い替えを検討してみてください。

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