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丸メガネが似合う人とは?似合わないと感じる原因と似合うコツを解説

丸メガネとは、その名の通りフレームの形が丸みを帯びているメガネです。昔からある定番のタイプで、かけると知的な印象になったり親しみやすい印象になったりします。しかし、憧れから実際に丸メガネをかけてみると、なんだかしっくりこないと感じる場合もあります。実は、丸メガネが似合わないのには理由があります。この記事では丸メガネの魅力や特徴をはじめ、丸メガネが似合わない理由や似合うための工夫について解説していきます。

丸メガネの魅力について

【ラウンドタイプ】

丸メガネは、昔からある定番のメガネです。有名人の丸メガネといえば、ジョン・レノンを思い浮かべる人もいます。クラシカルやヴィンテージファッションと合わせると、良く映えておしゃれに見えます。また、角のない丸いメガネなので、女性がかけると柔和で親しみのある雰囲気を出し、かわいらしい印象になりやすいです。男性の場合は、フォーマルな格好にメタルフレームの丸メガネを合わせると、知的な印象になります。

丸メガネの印象

【ボストンタイプ】

丸メガネはレンズが小さいほど知的に、大きくなるほど温和で親しみやすい印象になります。レンズの大きさと印象については、以下を参考にしてください。

【レンズの大きさ×顔の印象】

  • 38~42mm:真面目で知的な印象
  • 42〜44mm:誰でも合わせやすい
  • 44mm~ :ユーモラスで温和な印印象

もちろん人によって顔の大きさや輪郭は様々なので、レンズの大きさと顔の印象はあくまで参考程度です。

丸メガネの種類と特徴

丸メガネの種類にも様々ありますが、主に以下のデザインが丸メガネに分類されます。

タイプ特徴
ラウンドきれいな円形の丸メガネです。ユーモラスでかわいい雰囲気を演出しながら、優しい印象を与えます。
ボストン逆三角形に近い楕円型が特徴の丸メガネです。アメリカのボストンで流行したことが由来で、この名前になりました。
オーバルタマゴ型の形の丸メガネです。顔の主張を抑えることができ、柔和で大人っぽい雰囲気を演出します。
ウェリントン丸みのある逆台形での丸メガネです。丸みはありますが、正方形に近い形をしています。かけるとクールで知的、男性的な印象を与えやすいです。
ボスリントンボストンとウェリントンの中間の丸メガネです。ウェリントンのように逆台形のような形で、ボストンのような丸みがあります。

丸メガネの種類に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

丸メガネが似合わない人の特徴

【オーバルタイプ】

「丸メガネは憧れるけど、試着してみたら似合わなかった。」

こうなる原因は丸メガネをかけることで、顔のパーツが真ん中に寄っているように見えるからです。メガネは丸ければ丸いほど、レンズのサイズが小さくなります。つまり、丸メガネをかけるとメガネが顔の中心で目立ち、目や鼻などのパーツが真ん中に寄っているように感じます。顔のサイズが、大きくなればなるほどパーツが真ん中に寄っているように見え、逆に小顔の人は違和感を覚えにくいです。

丸メガネが似合うようになる3つの工夫

【ウェリントンタイプ】

丸メガネは小顔の人の方が似合いやすいですが、小顔でなければ似合わないかといえばそうではありません。ここではどんな顔のサイズでも、丸メガネが似合うようになるコツについて解説していきます。

大きめのメガネを選ぶ

丸メガネが似合わないと思う人は、自分の顔のサイズに対して小さいレンズやフレームを選んでいる可能性があります。もしも顔のパーツが真ん中に寄っているような感じがあるなら、メガネのサイズを大きくして試着してみてください。

また顔の形を例に出すと、丸顔タイプと四角い顔のタイプの平均レンズのサイズは異なります。丸顔タイプよりも四角い顔のタイプの方が、平均レンズのサイズは1cmほど大きいです。似合う丸メガネを試着する際は、自分の顔の形を把握して適切なサイズを選びましょう。

ブリッジ幅を広くする

顔の大きさ以外にも、ブリッジ幅を広くすることで丸メガネが似合うようになります。ブリッジ幅とは、左右のレンズを繋いでいる橋の部分です。

人によっては、目の位置が真ん中に寄っていたり外側に離れていたりするため、違和感を感じるときはブリッジ幅を変えてみてください。

細いフレームと色を意識

メガネのサイズやブリッジ幅を変える以外にも、フレームの細さや色を意識してみてください。多くの人に似合いやすい丸メガネは、細めのフレームで色はブラウンもしくはグレー系になります。

顔の形から選ぶ丸メガネ

【ボスリントンタイプ】

丸メガネを選ぶ際は自分の顔の形を把握して、相性の良いフレームを選ぶのもポイントです。ここでは三角顔・面長・丸顔・四角顔と、顔の形ごとに似合う丸メガネについて解説していきます。

三角顔

三角顔さんは、どんなタイプの丸メガネでも似合いやすいです。特にラウンドやボストンタイプの丸メガネがよく似合い、フェイスラインを一層きれいに見せることができます。ラウンドタイプの丸メガネはやさしくキュートな印象に、ボストンタイプの丸メガネは若々しくカジュアルな印象になります。

面長

面長さんの場合は顔が縦に長いのが特徴なので、レンズの縦幅が広めの丸メガネが相性が良いです。具体的には、ボストンやウェリントンタイプが似合います。また、ラウンドタイプも似合うので、積極的に試着してみてください。

オーバルタイプの丸メガネをかけたい場合は、アンダーリム(レンズの下半分のみにリムがあるフレーム)を選ぶと、顔の長さをカバーできます。

面長さんに似合うメガネに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

丸顔

丸顔さんは、やわらかく親しみやすい印象ですが、そのため年齢よりも幼く見られることがあります。やわらかく親しみやすい印象を強調したいなら、ラウンドタイプをかけるのがおすすめです。もしも顔の丸さが少しでも気になるなら、丸メガネはおすすめできません。スクエアタイプのメガネをかけましょう。

四角顔

しっかりとした顔立ちの四角顔さんは、オーバルタイプやボストンタイプ、ボスリントンタイプの丸メガネが似合います。顔の横幅が気になる場合は横長のオーバル、逆に縦幅が気になる場合には縦長のボストンやボスリントンがおすすめです。

まとめ

丸メガネはクラシカルなデザインで、普段使いからビジネス用まで様々なシーンに使いやすいです。丸メガネが似合わないと感じるのは、顔のサイズに対して小さいメガネを選んでいる可能性があります。その場合はメガネのサイズを大きくしたり、ブリッジ幅を広くしたりして、自分に似合う丸メガネを探してみてください。

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