鼻パッドなしメガネ(一山メガネ)の特長やデメリット!一山メガネが似合う人とは?
メガネと言えば鼻パッドがあるのが、当たり前だと思いがちです。しかし、鼻パッドのないメガネをご存じでしょうか?
現在では、色んなメーカーから鼻パッドなしのメガネが販売されていますが、鼻パッドのないメガネと言えば「一山メガネ」です。
この記事では一山メガネの紹介から、一山メガネの特長やデメリット、似合う人について解説していきます。
鼻パッドなしメガネ(一山メガネ)とは?
鼻パッドのないメガネを、主に「一山メガネ」「一山タイプ」「一山ブリッジ」と呼びます。シンプルなデザインで、スッキリとした見た目ながら個性的なメガネです。
今では、メガネに鼻パッドがついているのが当たり前ですが、昭和初期頃までは、一山タイプのメガネが主流でした。
現在は一山タイプ以外にも、ツルの部分にパッドを取り付けたデザインの、鼻パッドなしメガネも存在します。
鼻パッドなしメガネ(一山メガネ)の特長
鼻パッドなしメガネ(一山メガネ)の特長は、以下の3つです。
- シンプル・イズ・ベストな見た目
- 鼻の横にパッドが当たらない
- 鼻当てが変形しない
シンプル・イズ・ベストな見た目
山一メガネは、画像のように中央部分がスッキリとした外観で、シンプル・イズ・ベストな見た目です。
シンプルでありながらレトロ感もあるため、クラシカルなデザインになります。それでいながら個性的な見た目のため、かけると渋みのある雰囲気になります。
ビートルズのジョン・レノンと言えば丸メガネをかけていますが、彼のかけていたメガネも一山タイプのメガネでした。
鼻の横にパッドが当たらない
一山メガネは鼻パッドがないため、鼻の横に鼻パッドが当たることはありません。鼻パッドが当たっていた部分に圧力がかからないため、皮膚の色の変色などが生じることはないです。また、女性で言えばメイク崩れが起こりにくいでしょう。
また、鼻パッドの締め付けが気になる人は、ブリッジタイプが乗るだけの一山メガネを試してみるのがおすすめです。
鼻当てが変形しない
鼻パッドがあるメガネだと、例えばクリングスタイプの場合は、衝撃が加わることで少しずつ鼻パッドが変形します。
一山ブリッジには、そのような変形が生じてくるということはありません。そのため、常にレンズと眼の距離を一定に保ったままメガネをかけることができます。
鼻パッドなしメガネ(一山メガネ)のデメリット
鼻パッドなしメガネ(一山メガネ)のデメリットは、フィッティング調整ができないところや、鼻筋にメガネ跡が残るところです。
フィッティング調整ができない
クリングスタイプのメガネの場合、金属の足の部分を動かして細かいフィッティング調整ができます。しかし、一山メガネは鼻パッドがないため、鼻パッド部分での細かいフィッティング調整ができません。
気に入ったデザインがあっても、レンズと眼の距離を調整できないのがデメリットです。
鼻筋にメガネ跡が残る
一山メガネは、鼻筋にブリッジ部分が乗ります。そのため、鼻の横にメガネ跡は残りませんが、鼻筋にメガネ跡が残ることがあります。
ただし、比較的軽めのプラスチックレンズであれば、気になるほどのメガネ跡が残ることはないでしょう。
鼻パッドの種類
ここでは、鼻パッドの種類についても簡潔に紹介します。メガネの鼻パッドには、「クリングスタイプ」と「一体型タイプ」の2つが存在します。
クリングスタイプ |
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クリングスタイプは、鼻パッドが独立しているものになります。 クリングスとは鼻パッドを支える足のことで、素材は金属が主流です。 鼻パッド部分の素材にはプラスチックや金属、シリコンが用いられています。 |
一体型タイプ |
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一体型タイプとは、フレームと鼻パッドが一体になったタイプです。 フレームの一部が盛り上がっていて、そこの部分が鼻パッドの役割を果たしています。 素材はフレーム部分と同じものが多く、基本的にはセルフレームに多く採用されているタイプです。 |
鼻パッドの種類については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
一山メガネが似合う人
一山メガネはシンプルなデザインが多く、老若男女問わず似合うメガネです。そのため、似合う人を選びません。
見た目もユニークなので、定番のフレームに飽きて個性的なメガネに挑戦してみたい人におすすめです。
形はボストンやスクエア、丸メガネと色んな種類があるため、自分の顔の形に合ったフレームをかけましょう。
画像のように、ツルの部分をべっ甲柄にしてみれば、個性がより際立っておしゃれさを演出できます。
まとめ
一山メガネはシンプルなデザインでありながら、個性的なメガネです。従来のデザインに飽きた人は、ぜひ一山メガネを試してみてください。また、鼻パッドの締め付けなどが気になる人は、一山メガネをかけてみるのもおすすめです。