メガネの知識

自分に合うメガネフレームの色の選び方|若く見える、小顔に見える色選びも解説

メガネを購入する際に、自分に合うフレームを試着して選びます。ボストンやウェリントンなどのフレームの「形」も大切ですが、「色」も自分に合うメガネを選ぶうえで重要なポイントです。

この記事では、自分に合うメガネフレームの色の選び方や上手な取り入れ方、印象を変えるメガネフレームの色選びについて解説していきます。

パーソナルカラー(肌の色)からメガネフレームの色を選ぶ

人の肌の色は、イエローベースとブルーベースの2つのパーソナルカラーに分かれます。それぞれのパーソナルカラーの、特徴は以下の通りです。

イエローベースブルーベース
・肌の色や手のひらが、黄色の色味が強い
・手の甲や肘の内側に浮かぶ、血管の色が緑がかって見える
・肌の色や手のひらが、赤色の色味が強い
・手の甲や肘の内側に浮かぶ、血管の色が紫や青みがかってみえる

イエローベースの人は暖色系、ブルーベースの人は寒色系のフレームが似合いやすいと言われています。

イエローベースは暖色系がおすすめ

イエローベースの人は、暖色系の色が似合いやすいです。主に以下のような色のフレームをかけると、血色が良く綺麗に見えます。

  • ゴールド
  • コーラルピンク
  • ピーチピンク
  • ブラウン
  • キャメル
  • イエローベージュ
  • オレンジベージュ

ブルーベースは寒色系がおすすめ

ブルーベースの人は、青みがかった寒色系の色が似合いやすいです。主に以下のような色のフレームをかけると、肌に透明感が出て華やかに見えます。

  • シルバー
  • パープル
  • グレー
  • グレージュ
  • 青みピンク
  • グレイッシュブラウン
  • ココアブラウン

瞳の色からメガネフレームの色を選ぶ

一見同じように見える瞳の色ですが、人によって濃さが違います。そのため瞳の濃さによって、メガネフレームの色を選ぶというやり方もあります。

たとえば瞳の色が薄い人でしたら、暖色系のセルフレームをかけることで、優しい印象になりやすいです。反対に瞳の色が濃い人は、寒色系やメタルフレームをかけると、引き締まった印象になります。

髪色からメガネフレームの色を選ぶ

肌や瞳の色のほかには、髪色に合わせてメガネフレームの色を選ぶというやり方もあります。

たとえば黒髪やアッシュ系のブルーベースであれば、寒色系のメガネフレームがおすすめです。また赤や白、黒縁メガネなどのハッキリとした色も似合います。

反対にベージュやピンク系、ダークブラウンであれば、黄色味がかった暖色系がおすすめです。またカーキやボルドーなど、深みのある色も似合います。

メガネフレームの色を選ぶときの、上手な取り入れ方

ここまで肌・瞳・髪色の3つの視点から、自分に合うメガネフレームの色選びについて解説しました。しかし、肌も瞳も髪色の組み合わせは個人差があるため、フレームの色を上手に選ぶのは難しいかもしれません。

そこでこちらでは、メガネフレームの色を選ぶときの、上手な取り入れ方について解説していきます。

かけたい色は、ツートンカラーでフレームに取り入れてみる

暖色系、特に黄色系一色や赤色系一色のフレームをかけると、メガネが悪目立ちする場合があります。いくら自分に似合う系統の色とはいえ、メガネが悪目立ちするのを防ぎたいなら、ツートンカラーで自分に合う色をフレームに取り入れてみるのがおすすめです。

たとえば黒色や茶色をベースに、黄色や赤色が入ったツートンカラーのフレームですと、メガネが悪目立ちすることなく、自分に合った色のメガネをかけることができます。

初めて挑戦する色は、細いリムから試してみる

メガネフレームで、レンズを囲う部分のことを「リム」と言います。たとえばゴールドやピンクなどの鮮やかな色でも、リムが細ければメガネが悪目立ちしにくいです。

リムが太くなると色の主張が強くなり、メガネが悪目立ちしてしまいます。そのため初めて挑戦する色は、細めのリムから試してみるのがおすすめです。

印象を変える、メガネフレームの色選びについて

メガネをかけることで「若く見せたい」「小顔に見せたい」など、人によって印象付けたい場合があります。

こちらでは、若く見えるメガネフレームの色選び、小顔に見せるメガネフレームの色選びについて解説していきます。

若く見えるメガネフレームの色選び

メガネをかけることで若く見せたいなら、黒色やワインレッドなどの濃い色のフレームを選ぶのがおすすめです。

濃い色のメガネフレームを選ぶと、目元のたるみや目尻の小じわが隠れて目立ちにくくなります。また、プラスチック素材のセルフレームをかけることで、自然な若々しさを演出することができます。

50代女性のメガネフレーム・レンズ選びのポイントについては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください、

小顔に見せるメガネフレームの色選び

メガネをかけることで小顔効果を出したいなら、濃い色のフレームがおすすめです。

濃い色のフレームは、顔の大きさをギュッと引き締め、実際よりも顔のサイズを小さく見せてくれます。これは同じサイズのフレームでも、色が濃い方が目の錯覚で顔が小さく見えるからです。

特に黒縁メガネは「最高の引き締め色」と言われています。そのため、メガネをかけることで小顔に見せたい場合は、黒色やネイビーなどの濃い色のフレームを選びましょう。

まとめ|徹底的に試着をしよう

今回は、メガネフレームの色選びについて解説していきました。肌・瞳・髪色の組み合わせは人それぞれなので、まずは自分に合う色のフレームを、徹底的に試着するのがおすすめです。

かけてみたい色や初めて挑戦する色は、ツートンカラーにしたり、細いリムから試してみたりして、自分に合うメガネを見つけてください。

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