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自転車用サングラスの選び方|メリットと注意点を解説

新型コロナウイルス流行後に、電車での密を避けるために、自転車通勤に切り替えた人の割合が増えてきています。

通勤でロードバイクに乗っているサラリーマンを、市街地では時おり見かけることがあります。

自転車に頻繁に乗る場合は、サングラスの購入も検討してみてください。自転車の運転中に、サングラスをかけることは目の保護になるため、安全運転を保てます。

この記事では、自転車用サングラスの選び方を中心に、メリットと注意点について解説していきます。

自転車用サングラスの選び方

自転車用サングラスを選ぶ場合は、以下の4つが重要です。

  • フィッティング
  • レンズ
  • UVカット機能
  • ヘルメットとの相性

フィッティング

フィッティングは、自転車を運転する上でとても大事です。特にロードバイクの場合は、速いスピードで運転します。その際にフィッティングが悪いと、サングラスがずり落ちるので危険です。

実際にお店で試着する際は、通常の立ち姿はもちろん、下を向いてもずり落ちないかに注意しましょう。

ロードバイクの場合は姿勢が前かがみになるため、下を向いてもずり落ちないかは特に重要です。

レンズ

自転車を運転するときのサングラスは、調光レンズもしくは偏光レンズをおすすめします。

調光レンズ

調光レンズとは、メガネにもサングラスにもなるレンズのことです。

以上の画像のように、室内ではクリアなメガネ、屋外ではサングラスとして濃度が変化します。
これは、紫外線の量や温度が関係しています。

  • 色が薄くなる…紫外線の量が少ない室内
  • 色が濃くなる…紫外線の量が多い屋外

また、気温によって色の変化が左右され、気温の高い夏場は薄く発色して、気温が低い冬場は濃く発色します。

外ではサングラスになり、室内ではメガネになるので、自転車通勤をするサラリーマンにはおすすめです。

ただし、色が濃くなるのは30秒ほどと短い時間ですが、色が完全にクリアになるには、2〜3分ほどかかるので注意しましょう。

偏光レンズ

偏光レンズは、光の乱反射によるまぶしさを軽減するレンズです。光の乱反射は、路面・水面・ビルのガラス・車のボディなどに、日光が当たることで発生します。

乱反射はギラついた光でチカチカするので、目にとって負担が大きいです。市街地を運転するときは、乱反射の影響を特に受けやすいので、偏光レンズにすると良いでしょう。

偏光レンズにすると、見え方は以下のように違います。

偏光レンズは、レンズとレンズの間に特殊なフィルターを挟み込むことで、紫外線や反射光をカットして、目に優しい自然光だけを通します。

UVカット機能

紫外線のダメージから目を守るのには、UVカット機能が必須です。現在では、ほとんどのサングラスに99%UVカット機能のものが採用されています。

そのためサングラスを購入する際は、UVカット機能のものが必然的についてくると思いますが、念のために確認しましょう。

UVカット機能

紫外線のダメージから目を守るのには、UVカット機能が必須です。現在では、ほとんどのサングラスに99%UVカット機能のものが採用されています。

そのためサングラスを購入する際は、UVカット機能のものが必然的についてくると思いますが、念のために確認しましょう。

ヘルメットとの相性(ロードバイクの場合)

ロードバイクの場合は、ヘルメットを装着します。そのため、ヘルメットとサングラスの相性もチェックしなければいけません。

ヘルメットを正しく被ったときに、耳に掛ける部分やサングラスの上側がヘルメットとぶつかってしまうと、サングラスがズレてしまいます。

サングラスがズレると、視界が安定しないので運転のときに危険です。そのため、サングラスを購入する際は、実際にヘルメットと一緒にフィッティングすることをおすすめします。

なぜ自転車でもサングラスが必要なのか

目を守ることができる

自転車でもサングラスが必要な理由は、目を守るためです。自転車を運転する際に、目には以下の負担がかかってきます。

  • 砂やチリなどの細かいゴミ
  • 風による目の乾燥(特に冬場)
  • 紫外線による目のダメージ(特に夏場)
  • 石や枝などの異物が突然 飛んでくる
  • 転倒した際に目をぶつける可能性がある

上の3つは、普通に自転車を運転するだけで起こりえます。上記項目の下2つは、突然のトラブルによるものですが、もしも怪我を負った場合には、一生ものの怪我になる可能性があります。

特に人が多い市街地では、突然 ものが飛んで来たり、横から歩行者が出て来たりするリスクが高いです。

安全に運転できる

前述までで紹介したことを総合すると、サングラスをかけることは安全運転に繋がります。
特に安全な視界の確保が大きいです。

紫外線のまぶしさを軽減したり、異物が目に飛んでくるのを防いだりと、運転中に起こりそうな様々なトラブルを回避できます。

自転車走行時にサングラスをかける注意点

自転車走行時にサングラスをかける注意点としては、以下が挙げられます。

  • サイクリング専用サングラスを選ぶ
  • 度付き偏光レンズの距離感のズレ

サイクリング専用サングラスを選ぶ

自転車用以外のサングラスは顔にフィットせず、風の巻き込みが起こるリスクが存在します。スポーツサングラスの中には、風の巻き込みを考慮して作成されていないものもあります。

そのため自転車を運転する場合は、一般的なスポーツサングラスよりも、サイクリングに適したものを選んだ方が良いでしょう。

度付き偏光レンズの距離感のズレ

度付きの偏光グラスを購入する場合は、距離感にズレが起こらないか気を付けましょう。というのも、偏光レンズは度数によっては、距離感がつかみにくくなることがたまにあります。

たとえば、ロードバイクでスピードを出して運転している場合に、距離感がつかめないと危険です。

そのため、サイクリング用で度付きのサングラスを購入する際は、オーバーグラスなども選択の視野に入れてみてください。

まとめ

自転車用のサングラスを購入する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 必ずフィッティングしてずり落ちないものを選ぶ
  • ロードバイクの場合はヘルメットと一緒に試着する
  • 紫外線のダメージ軽減するレンズを選ぶ(UVカット・調光レンズ・偏光レンズ)
  • クーリング・オフが可能かどうか確認する

フィッティングすることはマストです。また、偏光レンズは実際に使用すると、距離感がズレることも僅かながら存在します。その場合は、クーリング・オフも含めて相談できるお店を選ぶようにしましょう。

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