カーボンのメガネについて|おすすめの「西陣織カーボンアイウェア」も紹介
カーボンと聞くと、車のシートや腕時計に使われているのを思い浮かべます。しかし、現在ではカーボンの耐久性の高さと、重量の軽さを活かしてメガネフレームの素材として採用されています。
カーボンという名前は聞いたことがあっても、イマイチどのような素材か把握できていない人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、カーボンの解説やカーボンを使ったメガネの特徴、製品について紹介していきます。
目次
カーボンとは
カーボンとは、元素記号:Cである「炭素」のことです。メガネなどの製品に使う際は、アクリル繊維を約1,000℃もの高温で焼き、炭化させます。この作り方で出来上がる物が「カーボンファイバー」です。
これを織り込んで作られる生地が「カーボンクロス」であり、カーボンクロスに樹脂を染み込ませて成形加工し、硬化させた複合素材が「炭素繊維強化プラスチック」になります。
カーボンは優れた耐摩耗性・耐熱性・熱伸縮性・耐酸性・電気伝導性に優れているのが特徴的です。そのため、近年では腕時計やレーシングカー、ゴルフや釣り用品の素材として、幅広い分野で使用されています。
カーボンのメガネフレームの特徴は「軽くて丈夫」
カーボンのメガネフレームの特徴は、軽くて丈夫なことです。カーボンは、耐摩耗性・耐熱性・熱伸縮性・耐酸性・電気伝導性に加えて、薬品反応耐性・膨張率も優れています。そのため、他のメガネフレームと比べても耐久性は高いです。
また、鉄と比べると25%ほど軽いので、長時間メガネをかけても負担を軽減できます。
カーボンの寿命と取り扱い方法
メガネに関するカーボンの寿命について、詳細な情報はありません。ただし、ロードバイクに使うカーボンフレームの寿命は、20年ほどと言われています。メガネの場合もプラスチックフレームと比べると、長い期間使用できると言って良いでしょう。
また、耐久性が高いカーボンですが、傷ができてしまうと修理が難しいというデメリットがあります。
金属の場合は溶接で直すことができますが、傷で裂けたカーボンは、完全に修復するのは簡単ではありません。そのため、アウトドアやスポーツなどの場面では、使用しないことをおすすめします。
カーボンのメガネはビジネスシーンや社交場におすすめ
カーボンのメガネは、シックでスタイリッシュなデザインが多いです。そのため、ビジネスシーンやパーティーなどの社交場でかけると、スマートな雰囲気を演出できます。
また、アウトドアやスポーツには向かないため、ビジネスシーンで使うのがベターでしょう。
公務員や金融系などのお堅い系の仕事から、IT系やベンチャー企業などのオフィスカジュアルまで、幅広い職種のファッションに合わせやすいです。
Glass Factoryでは「西陣織カーボンアイウェア」のお取り扱いあり
Glass Factoryでは、西陣織カーボンからできている「JAPONISM(ジャポニズム)」のメガネのお取り扱いがあります。
このメガネのフロントには、軽量かつ高剛性な素材であるカーボンと、京都の伝統工芸の一つ西陣織を融合させ生み出された「西陣織カーボン」を使用しています。
西陣織カーボンの柄は、和服の織組織である昼夜織を由来とする「昼夜斜紋(ちゅうやしゃもん)」という柄を採用しています。
昼夜織は、ある間隔をおいて表組織と裏組織を反転させ組み合わせたもので、この表と裏が昼と夜に見立てられています。細いリムの中にも、その繊細で特徴的な柄がしっかり見えるデザインです。
550年の歴史を誇る京都の西陣織と、鯖江の高いメガネ作りの技術の結晶、そしてJAPONISMの革新性が生み出した新たなプレミアムモデルになります。
ご購入の際は、WEBもしくは電話にて事前予約をしてください。