メガネのフレーム交換は「可能だが推奨できない」その理由とは?
メガネはフレームだけ交換することも可能ですが、あまりおすすめはできません。なぜなら、フレーム交換には手間がかかり、結局メガネ自体を買い替えるのと大差ないコストがかかってしまうからです。
この記事では、メガネのフレームのみの交換をおすすめできない理由を「手間・見え方・費用」の3つのポイントから解説していきます。
フレームのみの交換を推奨できない3つの理由
フレームだけの交換は推奨できません。レンズを削るのには手間がかかり、新品のメガネに買い替えるのと費用的にもあまり変わらないからです。
それだけでなく、フレームが変わると見え方に影響が出て、目が悪くなる可能性もあります。
レンズを削るのに手間がかかる
メガネのフレームだけ変えようとすると、新しいフレームにフィットするように現在のレンズを削らなくてはなりません。フレームにぴったりと納まるようミリ単位でレンズを削るため、非常に手間がかかる作業であり、次のようなリスクもあります。
- レンズに施されている各種コーティングが剥がれる可能性がある
- ガラスレンズの場合は割れる危険性がある
また、新しいフレームが大きい場合は、レンズが小さくてフレームにはめ込むことができません。
見え方が変わる可能性がある
レンズを削ると、見え方そのものが変わってしまう可能性が高いです。
レンズには「光学中心」という、光の通過点が存在します。この「光学中心」と「目の中心」が重なることでその人に最適なメガネが完成しますが、レンズを削ると中心の重なりがズレて、最適な見え方でなくなる危険性があります。
また、光学中心に関しては1ミリでもズレるとプリズムが発生するので、かえって目に負担をかけてしまいます。(※プリズム:ガラスなど透明体の三角柱で、光を屈折・分散させるもの。)
メガネを買い替えるのと費用的に大差がない
これはメガネ店によりますが、フレームだけ変えるのと新しいメガネに買い替えるのは、費用的に大差がないです。
現在ではフレームとレンズを含めて5,000円〜10,000円でメガネを購入できるお店もあるので、フレームのみよりもメガネごと買い替えた方が良いでしょう。
フレームが壊れた場合はメガネ店に相談を
メタルフレームに限りますが、フレームが折れたり曲がったりしても修理できます。費用は3,000円からとリーズナブルなので、メガネ店かメガネ修理専門店に相談してみてください。
保証期間内であれば無料でフレームを交換してくれる場合も
お店にもよりますが、商品自体の不備でフレームが壊れてしまった場合は保証期間内であれば無料で交換できます。そのためフレームが壊れた場合は、まずはメガネの保証期間を確かめて、購入した店舗に持ち込むのがおすすめです。
GlassFactoryのアフターケア
GlassFactoryでお買い上げのメガネでしたら、破損の状態により無料から数千円程度での修理に対応しています。
オンラインで購入の場合、届いたときに破損していたら、7日以内にご連絡いただけたら送料・手数料ともに負担しています。
まずは気軽に店舗までご連絡ください。
参考:https://glassonline.jp/user_data/faq
フレーム交換よりも新品のメガネに買い替えを
フレームが壊れた場合は、まずメガネ店に修理できるか相談しましょう。修理が無理そうなら、交換ではなく新しいメガネに買い替えてください。
たとえ今使っているレンズが気に入っていて、フレームだけ交換したい場合でも、メガネごと買い替えるのがベターです。