メガネをかけて証明写真を撮影する際のポイント|レンズが反射しない撮影方法とは
証明写真を撮影する機会は、就活やアルバイトの履歴書用、マイナンバーや免許証などの顔写真用が挙げられます。
メガネをかけて証明写真を撮影する際に、気になるのがフラッシュや照明の光がメガネのレンズに反射しないかどうかです。
この記事では、証明写真でメガネが反射しない方法をはじめ、メガネをかけて証明写真を撮影する際のポイントについて解説していきます。
目次
証明写真でメガネが反射しない方法
メガネをかけて証明写真を撮影する際に、メガネのレンズがフラッシュに反射するかどうかが気になります。
こちらではスピード写真と写真館に分けて、証明写真でメガネが反射しない方法を解説していきます。
スピード写真|無人の証明写真
スピード写真など、無人の証明写真でメガネが反射しない方法としては、アゴを少し下げてみることです。
現在では、撮り直しのできる証明写真もあります。撮影後、レンズに光が反射していないかを確認し、最終的な写真を選んでください。
もしもレンズに光が反射した場合は、アゴの角度を変えたり、顔の位置をカメラに寄ったり引いたりしてみましょう。
写真館|カメラマンによる証明写真
写真館などカメラマンによる証明写真の場合は、スタッフと相談しながら撮影してみてください。
多くのカメラマンは、証明写真でメガネが反射しない方法を熟知しています。
全体のバランスを考慮して、カメラの高さ・向き・アングルを調整して、反射の少ない角度を探してくれます。
ブルーライトカットメガネは、レンズが反射しやすい
ブルーライトカットレンズは青い光を反射させるため、目元が青く反射する場合があります。
そのため、メガネをかけて証明写真を撮影する際は、ブルーライトカットレンズ以外のメガネを選びましょう。
ブルーライトカットメガネしかない場合は、写真館で撮影するようにしてください。目元が鮮明に写るよう、カメラマンに相談しましょう。
メガネをかけて証明写真を撮影する際に、気を付けたいポイント
レンズの反射以外に、メガネをかけて証明写真を撮影する際に、気を付けたいポイントは以下の4つです。
- フレームが目にかからないようにする
- フレームが歪んでいないか確認する
- レンズの汚れをきれいにする
- 志望の職種によってはメガネ禁止かもしれない
フレームが目にかからないようにする
撮影前にフレームが目にかかっていないよう、メガネが正しい位置にあるか確認してください。
メガネのフレームが目にかかっていると、目元が隠れてしまいます。目元が隠れると本人確認が難しくなるので、証明写真として機能しません。
また何度も撮り直しをすると、徐々にメガネの位置が下がってくることがあります。撮り直しをする際は、再びメガネが正しい位置にあるか確認してください。
フレームが歪んでいないか確認する
フレームが歪んだ状態で証明写真を撮影すると、だらしない印象を与えてしまいます。長年使っているメガネの場合、気が付かない間にフレームが歪んでいるかもしれません。
証明写真を撮影する前に、メガネ店でフィッティング調整をしてもらうのがおすすめです。
エントリーシートや書類をチェックする、採用担当者にだらしない印象を与えないよう、撮影前に確認しておきましょう。
レンズを綺麗にする
撮影する前は、レンズの汚れを拭き取って綺麗な状態にしてください。フレームの歪みと同様に、レンズが汚れていると他人にだらしない印象を与えます。
採用担当者や面接官に不潔な印象を与えると、書類選考の時点で落とされる可能性が高いです。
また、汚れでレンズが曇ると目元のボヤケにも繋がるので、撮影する前はメガネクロスでレンズを拭いて綺麗にしましょう。
志望の職種によってはメガネ禁止かもしれない
就活で志望する業界によっては、仕事中にメガネの使用が禁じられている場合があります。以下の業界は、就業中のメガネを禁止している可能性があります。
- パイロットやCAなどの航空業界
- ブライダルやホテルなどの接客業
- 看護師
- 化粧品業界
そのため証明写真を撮影する前に、自分が志望する業界がメガネ禁止かどうか、確認しておきましょう。
就活で証明写真を撮影する際のメガネ選び
フレームのデザインは自分の好みよりも、顔なじみに合うものを選んでください。
就活でおすすめのフレームは、「ウェリントン」「ボストン」「スクエア」「オーバル」です。
「ラウンド」のような丸メガネは、デザインが少し奇抜でメガネが悪目立ちするため、避けた方が無難です。
またフレームの色は、落ち着いたものを選ぶようにしてください。男性の場合は、黒やネイビーなどのダーク系、濃いめのブラウン系がおすすめです。
女性の場合は、グレーやブラウンのグラデーション、セルフレームならべっ甲柄が良いでしょう。
就活のメガネの選び方に関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています!
メガネをかけて証明写真を撮影する際の、その他の質問
こちらでは、メガネをかけて証明写真を撮影する際の、その他の質問・疑問について解説していきます。
Q.マイナンバーの証明写真はメガネをかけていても大丈夫ですか?
A.大丈夫です。問題ありません。
ただし、レンズに反射や映り込みがあったり、メガネのフレームで顔を覆う面積が多かったりすると、証明写真として認められない場合があります。
撮影する際は、反射やフレームのデザインに気を付けてください。
Q.就活用の証明写真はメガネをかけていても大丈夫ですか?
A.大丈夫です。問題ありません。
仮に就職後もメガネをかけて仕事をするなら、最初からメガネをかけた方が印象が変わらずに済みます。
ただし、業界によっては就業中のメガネを禁止している場合があるので、証明写真を撮影する前に確認してください。
Q.就活用の証明写真は、写真館かスピード写真どちらが良い?
A.クオリティにこだわるなら、写真館がおすすめです。
カメラマンが表情や姿勢、メガネの位置などのアドバイスをしてくれるので、印象の良い写真を撮影できるでしょう。
プランによっては、メガネの光の反射のレタッチや多少の肌修正をしてくれます。
費用相場ですが、4枚1組で2,000円程度から撮影してくれます。クオリティを上げたい場合は、10,000円を超えることも珍しくありません。
メガネをかけて証明写真を撮影する際のポイントについてのまとめ
- スピード写真でレンズが反射しないためには、アゴを引いて撮影し、撮影後に確認する
- レンズの反射を防いでクオリティを上げたいなら、写真館での撮影がおすすめ
- ブルーライトカットメガネは、レンズが反射しやすいので注意する
就活用で証明写真を撮影するなら、レンズの反射に加えて、メガネに汚れや歪みはないかに注意してください。
メガネ選びのポイントとしては、顔なじみしやすいフレームで、落ち着いた色を選ぶようにしましょう。