ミラーレンズのサングラスについて｜選び方やお手入れ方法を解説

夏になると、サングラスを着用する場面が増えます。目を保護する目的であれば、ミラーレンズを選んでみてはいかがでしょうか。

ミラーレンズは、強い日差しから目を保護するのに効果的で、ファッション性の高いサングラスです。

この記事では、ミラーレンズの特徴やメリット・デメリットの解説、おすすめのミラーレンズについて紹介していきます。

ミラーレンズとは

ミラーレンズとはその名の通り、鏡のようにレンズに見たものが反射して映るレンズのことです。一口にミラーレンズといっても、レンズの色によって反射度が変わります。レンズの色が濃ければ濃いほど、反射度が高くなるのが特徴的です。

このようなミラーレンズは「蒸着」という薄い膜を、レンズの表面に施して作られます。レンズの色の濃さは、元のレンズの色のベースによって左右されます。反射度が高いミラーレンズをお探しの場合は、レンズの色のベースが濃いものに、蒸着加工されたサングラスを選ぶのがおすすめです。

芸能人だと、歌手の鈴木雅之さんがかけているのを、思い浮かべる人が多いと思います。実際に鈴木雅之さんは、公式サイトでカザールとコラボしたミラーレンズのサングラスを、オフィシャルグッズとして販売しています。

またスポーツの世界では、プロ野球選手が昼間のゲームで着用しているケースが多いです。スポーツサングラスにはミラーレンズが使われていることが多く、プロ野球以外にも釣りやロードバイクのレースでよく見かけます。

ミラーレンズのサングラスのメリットとして、以下の3つが挙げられます。

ミラーレンズはレンズに当たる光を反射するため、目を効果的に保護できます。レンズの色の濃淡によって反射度は異なりますが、ミラーコート加工をすることで、可視光線透過率が3〜5％ほど低下するので光を通しません。

日差しの強い夏場は、ミラーレンズサングラスをかけることで、目を効果的に保護できます。

ミラーレンズをかけることで、Tシャツにジーパンなどシンプルな服装でも、ファッション全体のアクセントになります。

特に夏場はシンプルなファッションになることが多いため、目の保護と合わせてミラーレンズのサングラスをかけるのがおすすめです。

ミラーレンズは、他人から自分の目元を見られないという効果があります。特に反射度の高い、色の濃いミラーレンズサングラスであれば、相手から自分の目元が見られることはありません。

ミラーレンズのデメリットは、「レンズの裏写り」と「夜間や曇りの日は視界が暗くなる」が挙げられます。

レンズの裏面から入った光が反射することを「裏写り」と言います。ミラーレンズの場合、レンズの裏面から入った光が反射してしまうことがデメリットです。

特に薄いベースカラーのレンズを使用したサングラスでは、裏写りが起こりやすくなります。

ミラーレンズの場合、光をカットする力が強いのが特徴です。そのため、夜間や曇りの日にかけると、視界が暗くなるのがデメリットとして挙げられます。

特に夜間の運転中は、対向車からのライトのまぶしさを軽減したいからといって、ミラーレンズをかけると危険です。

レンズの表面をミラーコーティングしているため、傷が付くと修復するのが困難です。そのため、お手入れ方法には気を付けなければいけません。

掃除方法としては、レンズクリーナーを使って丁寧に拭き取るのがおすすめです。メガネクロスで乾拭きすると、摩擦でレンズが傷付くリスクがあります。

特に砂やホコリなどの不純物がレンズに付着している場合は、一度水で流してから掃除するのがおすすめです。

ミラーレンズには、さまざまなカラーバリエーションがあります。カラーによって印象が大きく変わるので、ファッション性を重視するなら着用シーンを考えて選んでください。

カラー	おすすめシーンや特徴
ブラック・グレー系	ドライブやスポーツなど、シーンを問わずに使いやすい定番の色です。
ブラウン系	シックな印象なので、大人の男性やフォーマルな格好に合わせやすい色です。
オレンジ系	顔の周りの彫りを深く見せる効果があり、キリっとした印象に見せたい人におすすめの色です。
ブルー・グリーン系	シンプルなファッションとも相性が良く、アウトドアやリゾートに行くときに着用するのがおすすめです。

また、色の系統以外にも、カラーの濃淡によって雰囲気は大きく異なります。